ツキミソウ受難(コスズメとセスジスズメなど) [草花(夏秋)]
ツキミソウ受難(コスズメとセスジスズメなど)
白く清らかな花、ツキミソウについてはすでに2015.5.31.の記事にしました。
昨年は種をまいてベランダで育て、その苗を花壇に植えました。
しかし、ツキミソウが咲き始めるのは7時頃。
丁度夕食時間と重なり、ライトとカメラをを持って往復するのはたいへんでした。
そこで今年はベランダの植木鉢で育てることにしました。
昨年は種まき用トレーに種まき用土を使用。
今年はお彼岸過ぎに昨年採取した種を植木鉢に直播きにしました。
ところが、発芽少数、発育も不良。
やむなく、発芽していない部分に追加して種まきしたところ、今度はよく生えました。
6月12日、柔らかい葉が茂っています。
6月24日、えっ? 葉が無い!
隣の鉢にいたのは丸々太った大きな幼虫!
この鉢は初めの苗が辛うじて1花咲いて、もう青い実ができています(左端)。
調ベてみると、コスズメ(小雀)の幼虫です! 左が頭。
大きな眼状紋と尾状突起が目立ちます。
一鉢分食べ尽くすと隣へ移動!
よくよく見ると幼虫は他の鉢にもいて合計3匹逮捕しました。
さらに、葉の裏にいたのは長い細かい毛が密集した毛虫です。
これはアメリカシロヒトリの幼虫。
毎年オオバボダイジュ・ハナミズキ・サクラにつきますが、草本は初めてです。
この毛虫は触れても痛くも痒くもないので助かります。
さらに8月3日、植木鉢の緑色が激減していました。
よく見ると葉が全部なくなった茎に茶色の幼虫がいました。左が頭。
これもコスズメの幼虫のようです。右が頭。
もう食べる葉がない。果実は硬くて歯が立たない?
そして今度の茶色の幼虫も近くの鉢に合わせて3匹いました!
9月8日
この鉢は今年最初に蒔いた種から花が咲き、種ができ、それが落ちて発芽した2世。
でも急に葉がみすぼらしくなりました。
よく見ると、うわー!
ここにまた3匹の黒い幼虫がいるのがわかりますか?
(右の中ほど・左の上部・左の下部。)
これはセスジスズメ(背筋雀)の幼虫!
黄色やオレンジ色の眼状紋が並んでいます。右が頭。
幾多の苦難を乗り越えて、最後の1鉢の花が今年2度目の花を咲かせました。
深夜には花は淡いピンク色に染まります。
9月15日、中秋の名月。
この夜は2輪のツキミソウが咲きました。
5輪期待していたのですが、3輪は明日の分でした。
9月29日、またまたびっくり仰天です。
大きな茶色のコスズメの幼虫が立位で葉や茎を食べ散らしていました!
今度は1匹だけです。
この他、昨年瑠璃色のカメムシとハムシで紹介したアカバナトビハムシは今年もしつこく付き纏いました。
葉が全部食べられてもツキミソウの硬い果実は残りました。
そして雨が降ると、雨滴散布です!
ヒルザキツキミソウに比べて萼片が丸くて優しい感じです。
左の葉の穴ぼこはアカバナトビハムシの仕業です。
最後に過去にこの庭で写したコスズメとセスジスズメの成虫の画像を添付します。
コスズメ−1 羽ばたきながらヒルザキツキミソウの蜜を吸っています。
コスズメ−2 静止してゆっくり吸蜜中。
セスジスズメ
コスズメとセスジスズメでは幼虫の印象はだいぶ違いますが、成虫はよく似ています。
背中中央の2本の白線が特徴です。まさしく背筋。
今年のツキミソウは波乱万丈でしたが、一鉢は今年2世代目がまだ蕾を持っています。
もうしばらく楽しめそうです。
白く清らかな花、ツキミソウについてはすでに2015.5.31.の記事にしました。
昨年は種をまいてベランダで育て、その苗を花壇に植えました。
しかし、ツキミソウが咲き始めるのは7時頃。
丁度夕食時間と重なり、ライトとカメラをを持って往復するのはたいへんでした。
そこで今年はベランダの植木鉢で育てることにしました。
昨年は種まき用トレーに種まき用土を使用。
今年はお彼岸過ぎに昨年採取した種を植木鉢に直播きにしました。
ところが、発芽少数、発育も不良。
やむなく、発芽していない部分に追加して種まきしたところ、今度はよく生えました。
6月12日、柔らかい葉が茂っています。
6月24日、えっ? 葉が無い!
隣の鉢にいたのは丸々太った大きな幼虫!
この鉢は初めの苗が辛うじて1花咲いて、もう青い実ができています(左端)。
調ベてみると、コスズメ(小雀)の幼虫です! 左が頭。
大きな眼状紋と尾状突起が目立ちます。
一鉢分食べ尽くすと隣へ移動!
よくよく見ると幼虫は他の鉢にもいて合計3匹逮捕しました。
さらに、葉の裏にいたのは長い細かい毛が密集した毛虫です。
これはアメリカシロヒトリの幼虫。
毎年オオバボダイジュ・ハナミズキ・サクラにつきますが、草本は初めてです。
この毛虫は触れても痛くも痒くもないので助かります。
さらに8月3日、植木鉢の緑色が激減していました。
よく見ると葉が全部なくなった茎に茶色の幼虫がいました。左が頭。
これもコスズメの幼虫のようです。右が頭。
もう食べる葉がない。果実は硬くて歯が立たない?
そして今度の茶色の幼虫も近くの鉢に合わせて3匹いました!
9月8日
この鉢は今年最初に蒔いた種から花が咲き、種ができ、それが落ちて発芽した2世。
でも急に葉がみすぼらしくなりました。
よく見ると、うわー!
ここにまた3匹の黒い幼虫がいるのがわかりますか?
(右の中ほど・左の上部・左の下部。)
これはセスジスズメ(背筋雀)の幼虫!
黄色やオレンジ色の眼状紋が並んでいます。右が頭。
幾多の苦難を乗り越えて、最後の1鉢の花が今年2度目の花を咲かせました。
深夜には花は淡いピンク色に染まります。
9月15日、中秋の名月。
この夜は2輪のツキミソウが咲きました。
5輪期待していたのですが、3輪は明日の分でした。
9月29日、またまたびっくり仰天です。
大きな茶色のコスズメの幼虫が立位で葉や茎を食べ散らしていました!
今度は1匹だけです。
この他、昨年瑠璃色のカメムシとハムシで紹介したアカバナトビハムシは今年もしつこく付き纏いました。
葉が全部食べられてもツキミソウの硬い果実は残りました。
そして雨が降ると、雨滴散布です!
ヒルザキツキミソウに比べて萼片が丸くて優しい感じです。
左の葉の穴ぼこはアカバナトビハムシの仕業です。
最後に過去にこの庭で写したコスズメとセスジスズメの成虫の画像を添付します。
コスズメ−1 羽ばたきながらヒルザキツキミソウの蜜を吸っています。
コスズメ−2 静止してゆっくり吸蜜中。
セスジスズメ
コスズメとセスジスズメでは幼虫の印象はだいぶ違いますが、成虫はよく似ています。
背中中央の2本の白線が特徴です。まさしく背筋。
今年のツキミソウは波乱万丈でしたが、一鉢は今年2世代目がまだ蕾を持っています。
もうしばらく楽しめそうです。
2016-10-01 17:50
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