SSブログ

根回し [庭便り(春)]

花の季節にまっしぐら!
早くも春分、春の花たちが先を争うように開花しています。
カメラに付けっ放しだったマクロレンズを外して標準レンズを装着しました。
(画像はどれもクリックすると大きくなります。)

シダレコウバイが年々大きくなります。
シダレコウバイ2018wb.jpg

ハクモクレンも一斉に開き始めて満開の直前、一番美しい時です。
ハクモクレン見頃wb.jpg

その下にはミニラッパスイセンやクリスマスローズが咲き誇っています。
ハクモクレン満開2018wb.jpg

秋の転居の際、この庭の木を3本新居に移植することになりました。
まず選んだのは毎日居間から見ていたナツツバキ(右から2本目)と左の侘助(白花)。
つくばい左右wb.jpg

この2本の間につくばいがあって野鳥が訪れ、水浴びをします。
この日の訪問者はモズ、まずナツツバキ止まって安全を確認してから水に入ります。
ナツツバキの根元にはトキワシダが繁茂。
つくばいとモズ1wb.jpg

もう1本は桜(ヤエベニシダレ)とヤマボウシの間にある侘助。
こちらは素朴なピンクの花を11月から3月まで楽しませてくれます。
侘助ピンクwb.jpg

その下を覆うのはクリスマスローズの群れ。
ワビスケP2018−3wb.jpg

昨日はそれに備えて根回しが行われました。
予め侘助(白)の下にあった雪割草を避難しておきました。
ミスミソウ2018wb.jpg

白花の侘助の株元が掘られて根が露出しています。
根回しでは根は全部切るのかと思ったら、木が倒れないように太い根を数本残すのだそうです。その他の根は切って周りから細かい根を再生させます。
根回し1wb.jpg

ナツツバキの根元からは電線と水道管が出てきて驚きました(右方)。
庭師さんはスコップで慎重に掘られていたので共に無事。
これは休憩の時撮った写真です。
根回し3wb.jpg

クリスマスローズその他の山野草も踏まないように丁寧に掘リ進められました。
根回し4wb.jpg

掘った土、切った根・枝やトキワシダ、植え直すヒメリュウキンカ、それぞれシートの上に区分けされています。
根回し2wb.jpg

土を戻し、水をたっぷり入れ、さらに土を被せて作業終了です。
根回し5wb.jpg

丁寧な作業のお陰で根回しした後とは思えないほどの仕上がりです。
そのあとは冷たい雨が続いていますが、根を切られた木には恵みでしょう。
根回ししたあとの移植は1〜2年後が望ましいようです。
でも転居は半年後、やはり一緒に行きたいと思っています。
根回し後5wb.jpg



コメント(18) 

早春の庭 2018 [庭便り(春)]

寒かった今年の冬も思いの外早く過ぎ去り、早くも春が始まりました。
冬の庭から春の庭へ、繋ぎを担うのはソシンロウバイの老木。
ロウバイ全2018-1wb.jpg

2月24日、オオバボダイジュの下に小さな白い花!
セツブンソウです!!!
昨年は花が見られなかったセツブンソウ、思い切って鉢から出して地植えにしたのです。
節分には間に合いませんでしたが一花でも咲いたことがうれしい。
セツブンソウ2018-1wb.jpg

軒下ではコシノコバイモが開花。
今年も会えてよかった! 
コバイモ2018−2wb.jpg

さらにもう一花咲きました。
コシノコバイモ2018wb.jpg

「雪割草」元気な紫色です。
これはスハマソウに近いようですね。
雪割草2018-1wb.jpg

フクジュソウはまたひとまわり大きくなって今年は24花。
フクジュソウ2018−1wb.jpg

思いがけない所で冬咲きクレマチスが並んでいました。
冬咲クレマチス2018-1wb.jpg

畑の隅には自生したローマンヒヤシンス。
ローマンヒヤシンスwb.jpg

毎年一番に咲くクリスマスローズ「HGC パウロ」はもう色が出始めました。
パウロ2wb.jpg

ミニスイセン tête-à-têteもこれから。
tête-à-têtewb.jpg

冬の寂しさを紛らすために毎秋ビオラをたくさん植えてきましたが今年は少しだけ。
ビオラ2018wb.jpg

今年はフキノトウも20個以上出ています。
蕗の薹味噌も作れそうです。
周りの緑の葉はシラー・カンパヌラータ
フキノトウ2wb.jpg

2月5日、術後2年の再診に行く朝、駅前で転んでしまいました。
左頬・顎・両膝・両手受傷しましたが、幸い骨折なくやっと紫斑も消退。
折しも新居の建設が始まり、台所その他水回りの設計も大詰め、ショールームを巡ってカタログや図面に没入しているうちに2月が終わりました。
庭をゆっくり眺めることもできませんでしたが、何とか撮った早春の庭の記録です。

コメント(12)