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ハナユズ [花木(冬)]

ハナユズ 

 花柚子 ミカン属の常緑小高木
 別名:ハナユ 一才ユズ
 学名:Citrus hanayu

寒波到来、鍋料理がうれしい季節になりました。
その頃になると植えればよかったと後悔するのがユズ(学名 Citrus junos)。
でもユズはすぐには収穫できません。
昔から「桃栗3年、柿8年、柚は大馬鹿16年」などと言われています。
ところが今春たまたま蕾が付いているユズの苗を見つけて衝動買いしてしまいました。
幸いにもすぐ開花(5月21日)、実るのでしょうか?

ハナユズ花1wb2.jpg

上の方の葉はアゲハに食べられましたが、難なく結実。
10月にはこんなに実が大きくなりました。ここは元駐車場、日当たり抜群です。
それにしてもユズが植えた年に実るとは思いもしませんでした。
ユズ2017-1wb.jpg

12月、落果することもなく揃って黄色く実りました。
実が小さいのはハナユズの証拠。
ユズ全wb.jpg

いいよいよ収穫です。3個は残して8個採りました。
ユズ収穫前wb.jpg

この写真は2009年12月19日、採りたてのユズをいただいて感激して撮ったものです。
これはハナユズではなくユズ、濃い緑の葉も美しい!
ユズ09wb.jpg

やはりハナユズは小さく貧相ですね。
でも植えたその年にこれだけ実ったのですからこれで充分です。
上のユズと同じ器に載せて撮影してみました。
このハナユズは1個約30g、ユズは100gくらいになるようです。
ハナユズは香りもユズには及びませんが、庭でとれたものは新鮮そのもの。
早速、カブの即席漬けや風呂吹き大根などに重宝しました。
来年はもう少し大きくなるでしょうか。
ハナユズ漆鉢wb.jpg

ユズには鋭いトゲがあります。
このハナユズにもユズほどではありませんが、トゲがありました。
ハナユズの中にはトゲのない品種もあるようです。
ユズ棘wb.jpg

この庭では今年も僅かながらダイコン・カブ・ミズナ・ホウレンソウなどが育っています。
今年は比較的虫の害が少なく葉もきれいで美味しい。
カブ2017wb2.jpg

年の瀬の花はサザンカとツワブキ。
和室の前を明るく彩っています。
サザンカ2017wb.jpg

真っ白な八重のサザンカ
サザンカw08-2wb.jpg

ツワブキも高齢になりましたがまだ元気です。
ツワブキwb2.jpg

今年は母を送り、喪中のはがきを出しました。
孫たちが来るのも一週後、久しぶりに静かなお正月になりそうです。

コメント(14) 

コメント 14

デスタントドラムス

お母さまとのお別れ
お淋しいことでした。

ハナユズという品種があるのですね。
小ぶりのゆずいいですね。

by デスタントドラムス (2017-12-30 19:58) 

夕菅

デスタントドラムス さん コメントありがとうございました。
喪中のお正月はしめ飾りもなし、床の間には庭のナンテンを活けました。
今年はハナユズという品種があること、すぐに実るので重宝なことを知りました。
by 夕菅 (2017-12-30 22:35) 

Minoru

おはようございます。お母様を亡くされてさみしいお正月ですね。
 いつも知性溢れるブログ、いろいろ勉強させていただきました。
 ユズといえば、葉っぱの元の部分にまた葉っぱがあるように一部縊れていて、縁起の良いという人もいますね。
 一年間ありがとうございます。
 
by Minoru (2017-12-31 08:41) 

多摩NTの住人

ユズが庭にあると重宝しますね。ところが我が家のユズは幼木でまだ花を咲かせません。来年こそは、と期待しているところです。
いよいよ大晦日ですね。今年もたびたびお越し下さいまして有り難うございました。来年も宜しく願い致します。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
by 多摩NTの住人 (2017-12-31 12:27) 

夕菅

Minoruさん コメントありがとうございました。
私の方こそ華麗な旅行記など楽しませていただいています。
ユズの葉については観察もしていませんでした。
調べてみると翼葉があって葉が2段のように見えるのですね。
教えていただい てありがとうございました。
by 夕菅 (2017-12-31 16:35) 

夕菅

多摩NTの住人 さん コメントありがとうございました。
お庭のユズはホンユズなのでしょうね。
やはり実るまでには何年かかかるのですね。
ハナユズはあまりにも早かったので驚きました。
このところ多忙続きでブログが後回しになってすみません。
また来年も元気一杯のご報告を楽しみにしています。
by 夕菅 (2017-12-31 16:43) 

703

今年はユズが流通しないほど収穫量が少ないそうです。そんな年もあるから、庭に1本あると重宝しますね。
野菜はこちらでは全然大きくならないという声をよく聞きます。うちの大根は初めは順調だったのに、途中で生育が遅れたみたい。天候のせいだろうかと思っていますが。
蕪も水菜も綺麗に育って、新鮮なのを美味しくいただけますね。
お孫さんたちが帰ってこられる1週間後が、待ち遠しいですね!

by 703 (2017-12-31 22:56) 

夕菅

703さん 今年最後のコメントありがとうございました。
今年は老舗の蕪の千枚漬けは12月1日で終了するほど品薄だったそうです。
ユズも少ないのですね。
そういえば昨年豊作だった庭の清見みかんも2〜3個しかなっていません。
庭隅にハナユズ1本はおすすめのようです。
冬野菜は今年が最後かと思うとより美味しく思えます。
間も無く新しい年、良いお年となりますように!
by 夕菅 (2017-12-31 23:46) 

エフ・エム

ユズは大馬鹿なんですか。むしろ、大器晩成と言いたいところです。桃、栗より用途は多様ですね。
ハナユズは見たことがありませんでした。見ていても見分けがつかないのかもしれません。ユズとは別種なのですね。柑橘類もいろいろあっておもしろいです。

by エフ・エム (2018-01-02 16:42) 

夕菅

エフ・エムさん コメントありがとうございました。
実はこのあたりで耳にしていたのは「桃栗3年、柿8年、柚の大馬鹿18年」でしたが念の為「朝日百科」を見たら「16年」でこちらになびきました。
しかし、「柚子は九年でなりかかる」「柚子は九年の花盛り」などいろいろあるようです。
壺井栄さんの小豆島の碑には「桃栗三年、柿八年、柚の大馬鹿十八年」と刻まれています。
by 夕菅 (2018-01-03 00:59) 

花咲かばあば

地方の違いか?庭の様子の違いでしょうか、知り合いの方から、暮れに沢山のユズをいただきました。剪定がうまくいったと話されていました。
ジャム、ゆずちゃ、ゆず味噌といろいろな料理に。贅沢にユズ風呂にも。
実が付くのは植えて16年、18年と長い年月がかかるようですが、それだけに家に繁栄をもたらすというようです。接ぎ木株を植えれば早いようですが、気長に育ててこそ意味があることかしら。気長に待てる年では
なくなりました。
暮れ(14日)にいただいた侘助が一輪一輪といまだに開花を続けています。きのう孫たちが帰り、明日また船橋に出かけます。今年もよろしくおねがいいたします。
by 花咲かばあば (2018-01-03 15:29) 

夕菅

花咲かばあばさん コメントありがとうございました。
今年も豊作のユズもあるのですね。
ユズは大きな木になってから実がなるようですから、採る人は脚立に乗ってトゲを避けながらの作業、たいへんだと思います。
お蔭で柚三昧ができてお幸せでしたね。
確かに種からでは時間はかかるし、同じ実がなるかどうかわからないので、最近の園芸店に並ぶ苗は接ぎ木だそうです。
ですから十何年もはかかりませんが土地との相性とかもあっていろいろのようです。
12月の個展から連続でお忙しいですね。どうぞお元気で!

by 夕菅 (2018-01-03 18:05) 

りんちゃんママ

我が家の柚子はいつ植えられたのか知りませんがかなり大きくこの冬もいっぱい実がなりました。お風呂に入れたり柚子鍋したりとても重宝しています。我が家は全く消毒をしていないので柑橘類によくつくカイガラ虫なのか葉がくろくなりさすがにこの2月には庭師さんが消毒しましょうと。
寒さと忙しさで庭仕事をさぼっています。

by りんちゃんママ (2018-01-08 21:58) 

夕菅

りんちゃんママさん コメントありがとうございました。
御宅のユズはきっと先代が植えられたものでしょうか。
すぐ取れるところにあるのは本当に重宝ですね。
確かに柑橘類にはカイガラムシがついたり、葉が黒くなったりしますね。
通風をよくするためにも剪定は必要のようです。
まだ寒くなりそう、伊吹おろしはきついですね。

by 夕菅 (2018-01-09 10:34) 

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