早春の草花 2017 [草花(春)]
早春の草花 2017
もたもたしているうちにラッパスイセンの蕾が膨らんできました。
私の庭ではラッパスイセンは本格的な春の到来を告げる花です。
昨年は2月末まで病室にいて早春の草花が見られませんでした。
今年の一番乗りはやはり「スノードロップ」。
暖かい地方では年末から咲くようですが、この庭では2月の花です。

ほんとうに雪の妖精のよう。

続いての登場はフクジュソウ。
柔らかい葉は初め濃褐色を帯びています。

2013年にいただいた大株が今年は20輪くらい咲きそうです。
3月になると葉はほぼ緑色。

フクジュソウというと今までは真上からの輝く花姿を撮ってきたようです。
でも年のせいでしょうか、今年は花弁の裏面の細い褐色線条に見とれました。

今年は2輪しか咲かないコシノコバイモ。
でもこの花と葉の渋い色合いは花の骨董品。

雪割草はキンポウゲ科ミスミソウ属。
日本にはミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウが自生します。
園芸店では主にオオミスミソウから生み出されたたくさんの品種が「雪割草」として流通しています。
地植えのピンクの雪割草はまだ小さな蕾です。
新たに加えた2種は鉢に植えたため早くも満開、特に紫色の株は生育良好。

これら2種はともに雄しべから花粉を出しています。
最近の新種では雄しべが退化したり、弁化して八重になったりしているようです。

白の花弁の方は葉の生育が悪く3輪しか咲いていません。

これは大型ヒメリュウキンカ。とにかく元気で明るいのが取り柄です。
従来のヒメリュウキンカはまだ咲きません。

これはこれは!
ニホンスイセンの根元に自生した白花のオキザリス。
その周りに青く光るのはオオイヌノフグリ。
可愛いからもう少し咲かせておきましょう。

オオイヌノフグリはオオバコ科クワガタソウ属。
華奢な雌しべの両脇に太めの花糸の雄しべが一対、真ん中に蜜があります。

今年は今ひとつ物足りません。
昨年私の留守中に咲いたセツブンソウの鉢に花が見られなかったのです。
出たのは1枚づつの葉のみ。

ネット検索にて近くの河川環境楽園に咲いていることがわかり行ってきました。
車で行って写して帰るまで1時間足らず、良いところを見つけました。
もたもたしているうちにラッパスイセンの蕾が膨らんできました。
私の庭ではラッパスイセンは本格的な春の到来を告げる花です。
昨年は2月末まで病室にいて早春の草花が見られませんでした。
今年の一番乗りはやはり「スノードロップ」。
暖かい地方では年末から咲くようですが、この庭では2月の花です。

ほんとうに雪の妖精のよう。

続いての登場はフクジュソウ。
柔らかい葉は初め濃褐色を帯びています。

2013年にいただいた大株が今年は20輪くらい咲きそうです。
3月になると葉はほぼ緑色。

フクジュソウというと今までは真上からの輝く花姿を撮ってきたようです。
でも年のせいでしょうか、今年は花弁の裏面の細い褐色線条に見とれました。

今年は2輪しか咲かないコシノコバイモ。
でもこの花と葉の渋い色合いは花の骨董品。

雪割草はキンポウゲ科ミスミソウ属。
日本にはミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウが自生します。
園芸店では主にオオミスミソウから生み出されたたくさんの品種が「雪割草」として流通しています。
地植えのピンクの雪割草はまだ小さな蕾です。
新たに加えた2種は鉢に植えたため早くも満開、特に紫色の株は生育良好。

これら2種はともに雄しべから花粉を出しています。
最近の新種では雄しべが退化したり、弁化して八重になったりしているようです。

白の花弁の方は葉の生育が悪く3輪しか咲いていません。

これは大型ヒメリュウキンカ。とにかく元気で明るいのが取り柄です。
従来のヒメリュウキンカはまだ咲きません。

これはこれは!
ニホンスイセンの根元に自生した白花のオキザリス。
その周りに青く光るのはオオイヌノフグリ。
可愛いからもう少し咲かせておきましょう。

オオイヌノフグリはオオバコ科クワガタソウ属。
華奢な雌しべの両脇に太めの花糸の雄しべが一対、真ん中に蜜があります。

今年は今ひとつ物足りません。
昨年私の留守中に咲いたセツブンソウの鉢に花が見られなかったのです。
出たのは1枚づつの葉のみ。

ネット検索にて近くの河川環境楽園に咲いていることがわかり行ってきました。
車で行って写して帰るまで1時間足らず、良いところを見つけました。

2017-03-06 22:34
コメント(14)
おはようございます。
早春の山野草がたくさんですね。
雪割りそうはいままで育てたことないのですが
地うえにして順調に育つものなのですか。
NHKの趣味の園芸では鉢植えの管理をしていましたが
毎年植えかえないといけないようなので
これは無理だなと思っています。
美しいお花。。。。あこがれはありますが。
セツブンソウも育てたことないのですが
我が町には自生地があるのです。
近いのですが実際に行ったことがありません。
可愛いお花ですね。
by デスタントドラムス (2017-03-07 07:26)
春めいていることが一目でわかるお庭になりましたね
どこを向いても春一色~ 見ているだけで幸せを感じます
コシノコバイモ ユキワリソウ どっちも雪国を思い浮かべます
大型のヒメリュウキンカがあるのでしたね
千葉大のヒメリュウキンカは今年消えたようで一つもなかったです
セツブンソウの葉が二株分で二枚 寂しいですね
でもドライブがてら行かれるところで見られてまずは胸のつかえがとれたようでしょう
山野草はどれもすてきで気持ちがほぐれます~
by とんちゃん (2017-03-07 08:07)
こんにちは。お庭でも春の花が次々に咲き始めましたね。フクジュソウは仰るように花の横から光を通して見るのも綺麗です。セツブンソウにも出会えて良かったですね。
by 多摩NTの住人 (2017-03-07 08:13)
デスタントドラムス さん コメントありがとうございました。
上の記事の中の「ピンクの雪割草」という緑の文字をクリックするとうちの地植えの雪割草の記事が開きます。
その株は手間いらずでもう10年くらい毎年咲いています。
年とともに山野草の魅力に惹かれます。
セツブンソウは是非一度本物をご覧になってください。
by 夕菅 (2017-03-07 11:54)
とんちゃん コメントありがとうございました。
まだ寒いと思っている間にも雪国生まれの花達は早々と開花、閉じこもってもいられません。
千葉大のヒメリュウキンカ、消えてしまいましたか?
山野草の中では丈夫で増えすぎるくらいの花なのですが......。
セツブンソウの鉢にある切れ込みのある葉は来年咲くかもしれません。
今一度の望みを託しています。
by 夕菅 (2017-03-07 12:07)
多摩NTの住人 さんコメントありがとうございました。
あわてんぼうのフクジュソウは銅葉に包まれて出てきますが、わさわさと茂った緑の葉や、褐色がかった花への変身もいいものですね。
貴庭ではセツブンソウを上手に育てていらっしゃって感心します。
by 夕菅 (2017-03-07 12:18)
春が始まりましたね。あー、今年も咲いたと一安心したり、、、。
うちの庭では、コバイモやスノードロップはいつの間にか姿を消しました。
色の少ない庭に、春の訪れを教えてくれる花たち、いいですね。
そう、オオイヌノフグリの花もこの時期は、抜くのをためらいます。
フクジュソウの輝く真っ黄色が陽がかげってからは、色が一変しますね。
葉の裏の写真でよくわかりました。
次は、次はと、心躍る季節になりましたが、今日はまた雪が散らつく
寒い日になりました。
毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規
本格的な春はまだまだでしょう。お体気を付けてください。
by 花咲かばあば (2017-03-07 17:53)
花咲かばあばさんコメントありがとうございました。
うちのスノードロップも縮小気味でしたから昨年は少し肥料を入れました。それなりの効果はあったようです。
フクジュソウといえば陽を受けて輝く花という先入観がありましたが、もう輝かなくてもいいんだよと思いながら見るのもいいものです。
子規の句、面白いですね! 確かにね!
by 夕菅 (2017-03-07 21:55)
どれも清楚な花ですね。早春の草花はどれも清潔で可愛らしい。
スノードロップ。私には記憶に新しいヒガンバナ科の花。スイセンに近い? あまり似ていないですね。わが家の庭では一輪だけ咲きました。以前はもう少し咲いたのですが。前から移植してやりたいと思っていたのですが、地下部が勢いの強いハクチョウゲに絡まって、移植も増殖もできないのです。ど根性で咲いているというわけです。
by エフ・エム (2017-03-08 22:22)
エフ・エムさん コメントありがとうございました。
スノードロップとヒガンバナは対照的な印象ですが、近縁なんですね。
確かにスイセンと同じく花被片は大小3枚づつ。
副花冠はありませんが小さい花被片が副花冠のように並んでいます。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-02-20
確かにハクチョウゲは強いですね。ど根性で頑張って!!!
by 夕菅 (2017-03-09 00:15)
初めまして。 スノードロップ可愛いですね。ペーパーホワイトと並んで春の清楚な雰囲気が素敵です。セツブンソウや雪割草、キンポウゲ科の花はガクが花びらのような役割をして変化に富んだ花が見られるのがとてもすてきです。これから咲くキクワリイチゲやアズマイチゲも可愛いですね。
オオイヌノフグリは他家受粉しないと、自家受粉に切り替えて子孫を残す、逞しいですね。
by Minoru (2017-03-11 00:01)
Minoru さん 初めまして! ようこそ!
スノードロップやペーパーホワイトがお好きなのですね。
年と共に山野草の雰囲気に惹かれますが、自生地にまでは行けず、一目たりともと庭で育てています。
キンポウゲ科の花のそれぞれの形の花に親しむと、同じ花が揃う園芸植物が物足らなくなりますね。
キクザキイチゲの青い花にも憧れたのですが、翌年消えてしまいました。
まだオオイヌノフグリを考察していませんが、これも他家受粉を優先しながらも自家受粉でしっかりという逞しい花なのですね。
by 夕菅 (2017-03-11 11:21)
可愛い花がいっぱいですね。小さな草花もアップになるとこんなに綺麗なんだと。環境楽園にもこのところ行っていないので確定申告が終わったら行ってみたいです。我が家の庭ではスイセンが咲き始めました。春の訪れとともに草も生え出しました。主人に仕事があっていいねと言われ草取りしてます。
by りんちゃんママ (2017-03-11 23:22)
りんちゃんママ さん コメントありがとうございました。
オオイヌノフグリやホトケノザは雑草とはいえ、かわいいですね。
でも低いところで咲く小さい草花はしゃがめないので撮りにくくて残念です。
環境楽園はいいところですね。リハビリのためにも時々行こうかと思っています。
そうですね〜 草も待ち構えていますね!
by 夕菅 (2017-03-12 00:17)