春の庭 2014 [庭便り(春)]
春の庭 2014
ツクシの胞子を覗いているうちに春の花々が矢継ぎ早に咲き始めました。
せっかくの休日は雨が降ったり、強風が吹き抜けたり、良い写真が撮れず見送る花もあります。
今年は西のカイズカイブキを撤去してウリンフェンスにしたため、西庭の印象が変りました。これでは固いのでやはりここにまた何か緑を加えようかと思案中です。
珍しく赤いツバキとラッパスイセンが同時に咲いて賑やかです。
ハクモクレンは健在、今将に開花せんとする大きな蕾達。
ヤブツバキと菜の花と。右のソシンロウバイは殆ど散りました。
ハクモクレンが満開になると南側のピンクのサラサモクレン「レッドラッキー」が開花し始めます。
今年は特に大きくなって花数も多いようです。
コートのような鞘を順に脱いで最後のキャップ(托葉)が落ちたら開花です。
高木になると下から見えるのは裏側ばかり。
シモクレンより淡い色合いでふくよかです。
オオチョウジガマズミも見頃です。
ピンクの蕾がひらくと暖かい白色の花冠が現れ、優しい香りが漂います。
蕾のピンクが見えるのは咲き初めだけですぐ真っ白い花になります。
チョウジガマズミと比べ葉が円く、花冠は長さ・直径ともに約15mmと大きいようです。
今年もモモが咲きました。
でも昨年折れた大きな枝2本を切断、さらにテッポウムシが入って花数が激減しています。
プロの手当を受けましたが、モモの花は今年が最後になるかもしれません。
その背後に咲き誇るのはムラサキハナナ。
こぼれ種でたくさん自生、なるがままにしておきました。
モモとほぼ同時にヤエベニシダレが開花しました
この木も近年夥しいシャチホコガの幼虫の被害を受けて枯れ枝が目立ちます。
咲き初めの蕾のやや濃いピンクはアクセントになります。
咲き進むにつれてピンクが淡くなり、葉が開きます。
枝垂れた花が風に揺れる風情は毎年見ててもいいものです。
樹々の下では草花達も春を待っています。春は忙しいですね。
ツクシの胞子を覗いているうちに春の花々が矢継ぎ早に咲き始めました。
せっかくの休日は雨が降ったり、強風が吹き抜けたり、良い写真が撮れず見送る花もあります。
今年は西のカイズカイブキを撤去してウリンフェンスにしたため、西庭の印象が変りました。これでは固いのでやはりここにまた何か緑を加えようかと思案中です。
珍しく赤いツバキとラッパスイセンが同時に咲いて賑やかです。
ハクモクレンは健在、今将に開花せんとする大きな蕾達。
ヤブツバキと菜の花と。右のソシンロウバイは殆ど散りました。
ハクモクレンが満開になると南側のピンクのサラサモクレン「レッドラッキー」が開花し始めます。
今年は特に大きくなって花数も多いようです。
コートのような鞘を順に脱いで最後のキャップ(托葉)が落ちたら開花です。
高木になると下から見えるのは裏側ばかり。
シモクレンより淡い色合いでふくよかです。
オオチョウジガマズミも見頃です。
ピンクの蕾がひらくと暖かい白色の花冠が現れ、優しい香りが漂います。
蕾のピンクが見えるのは咲き初めだけですぐ真っ白い花になります。
チョウジガマズミと比べ葉が円く、花冠は長さ・直径ともに約15mmと大きいようです。
今年もモモが咲きました。
でも昨年折れた大きな枝2本を切断、さらにテッポウムシが入って花数が激減しています。
プロの手当を受けましたが、モモの花は今年が最後になるかもしれません。
その背後に咲き誇るのはムラサキハナナ。
こぼれ種でたくさん自生、なるがままにしておきました。
モモとほぼ同時にヤエベニシダレが開花しました
この木も近年夥しいシャチホコガの幼虫の被害を受けて枯れ枝が目立ちます。
咲き初めの蕾のやや濃いピンクはアクセントになります。
咲き進むにつれてピンクが淡くなり、葉が開きます。
枝垂れた花が風に揺れる風情は毎年見ててもいいものです。
樹々の下では草花達も春を待っています。春は忙しいですね。
2014-04-06 18:30
コメント(12)
素晴らしいお庭ですね。
羨ましい限りです。
日頃のお手入れのたまものですね。
by 多摩NTの住人 (2014-04-07 08:15)
多摩NTの住人 コメントありがとうございました。
庭のみっともないところは避けていい所を選んで撮った写真です。
花々の一番きれいな姿を撮りたいのですが暇も腕も不足で焦ります。
はや今年も虫との闘いが開幕しました。
by 夕菅 (2014-04-07 13:08)
木が大きいから、花の時季は見事ですね。
枝垂れ桜が庭にあるなんて、すごーく羨ましいけど、
虫、なんですねえ。
そう言えば、ヒマラヤ桜にモンクロシャチホコの幼虫がぶら下がりました。
これから虫との戦いですね。
ラッパ水仙の花数が多いですね。
植えっぱなしにしていると花数が少なくなるばかり。
何年かで植え替えをしていますか?
いい方法教えてください。
by 703 (2014-04-07 21:35)
703 さん コメントありがとうございました。
そうそう、うちもモンクロシャチホコです!
マクロで写真を撮るともう花にも小さな赤や緑の幼虫が写っていて驚きました。
花が散って若芽が展開したら今年も薬剤散布を依頼せざるを得ません。
ラッパスイセンもその他のスイセンももう10年以上植えっ放しです。
葉を切る時期が早すぎると球根に養分が蓄えられず花が少なくなるそうです。うちでは葉を紐で結わえたりして目立たなくしながら一部に枯れ色が出るまで切るのを我慢しています。
by 夕菅 (2014-04-07 22:52)
どの花もどの花も見事、いつもうらやましく思っています。青い空に映えてハクモクレンの美しいこと、おいしそうな綿菓子にも見えてきました。
もう、冬は終わったと思っていましたが、この2,3日の寒さにびっくり、
でも花の命を少し永らえてくれるかも。
待ちにまった命の吹き出す春は、去年咲いた花のありかを確かめ心の踊る季節ですね。暇さえあれば庭に出て歩き回っています。
同じ県に住んでいますが、花の時期がうちより早いような気がしています。
明日はカメラ持参でお邪魔します。楽しみです。
by 花咲かばあさん (2014-04-07 23:47)
花咲かおばさん コメントありがとうございました。
花木はほとんど手入れが要らないからいいですね。
とはいうもののその下には出来れば山野草を植えたい、日の当たる所には冬中咲いている園芸植物を植えたい、これでは欲が深すぎるでしょうか?
来週は草花も並べる予定です。
「見る、撮る、載せる」春はほんとうに忙しい!
明日は暖かい晴天のようです。お待ちしていま〜す。
by 夕菅 (2014-04-08 00:24)
春の花々が「急がなくちゃ」と、次々に咲いてゆきますね。こちらも、あれも、これもと撮るものが多くて、せわしないことです。
ヤエベニシダレはとりわけ美しいですね。こちらでも、近所の公園で見ることができます。女性的な感じがします。ヤマザクラとは対照的です。
by エフ・エム (2014-04-09 08:34)
どこを向いても春・春・春
なんて素敵なお庭なのかとしみじみ眺めまわして!!!
飽きることがないほどすてきがいっぱい詰まっていますね
配色的にも素晴らしく目に優しいです
足元から目線の上のほうまで花があふれていて時間を忘れそう
オオチョウジガマズミ!ちゃんと丁子が分かります
つぼみは赤くて咲くと白い花 段階で雰囲気が変わって見えました。
植物と虫 いつでも悩みがつきまとい苦労することでもありますね
by とんちゃん (2014-04-09 15:07)
エフ・エムさんコメントありがとうございました。
毎年、春の花はどうしてこんなに咲き急ぐのかと悩ましくなります。
ヤエベニシダレは確かにいかにも女性的な感じですね。
毛虫がついてたいへんなのにまだ切ってしまおうと思ったことがないのはこの優しさ故かもしれません。
by 夕菅 (2014-04-09 18:16)
とんちゃん コメントありがとうございました。
いいとこだけ画面に入るように撮ってますので、こんなにお褒めいただくと申し訳なくなります。
庭を1枚のキャンバスと考えて配色を考えようとは思うものの、なかなか思い通りにはいきません。
オオチョウジガマズミは蕾の赤が残っているときが特に美しいのですが、いいときはほんの1〜2日、あっという間に純白になってしまいます。
by 夕菅 (2014-04-09 18:25)
たくさんのお花が春を待ってましたといっせいに咲き出しましたね。我が家も今スイセンがたくさん咲いています。今まではスイセンもたくさんの種類があるのにも気がつかずにいましたが今年は花の種類の多さに感激。いつもスイセンが咲き終わると汚く見える葉を早く切りましたが今年はじっくり待って切るつもりです。草と虫との戦闘開始ですが年々負けそうです。庭師さんの力を借りがんばらなくてわ。草と虫との対策で良い方法があればご指導下さい。
by リンちゃんママ (2014-04-12 23:39)
リンちゃんママさん コメントありがとうございました。
スイセンもいろいろありますね。
うちでは最もありふれたスイセンが爆発的に増えてしまいました。
虫との闘いはとにかく早期発見です。時々見回って早く異常に気づくことです。樹木の葉っぱばかり見てもわからない頃、下に落ちるフンを発見してよくみるといた!ということもあります。
早ければ自分で割り箸などで虫をとることもできます。
by 夕菅 (2014-04-13 14:41)