酷暑に耐えた草花達(1)トレニアとアンゲロニア [草花(夏)]
記録的な今年の暑さ、8月も下旬になってもまだ猛暑が続いています。
「名古屋の過去の天気」を見ると、7月20日から今日8月29日までの41日間に
日最高気温30℃以上の真夏日 38日
35℃以上の猛暑日 19日(うち37℃以上 5日)
という凄まじい暑さ、植物にとっても過酷な夏でした。
毎年初夏、パンジーが終わる頃、夏の草花の苗を植えます。
今年は梅雨も長く大雨が多かったためか良い苗が少なく、せっかく植えても育たぬ物もありました。梅雨明け後植え直しましたが今度は日照りが強すぎて枯れ、8月になるともう植え替える元気も失せました。
その中で何とか生き残って花壇を彩ってくれている花々を記録しておきたいと思います。
トレニア
ゴマノハグサ科 和名:ナツスミレ
おなじみのトレニア、上の写真は6月に苗を買って植えたものですが、その後庭のあちこちに昨年のこぼれ種から芽が出てきました。レンガの隙間からも雑草のように生え花を咲かせています。苗が枯れたままになっていたところもトレニアが繁って目立たなくなりました。
トレニアは昨年10月トレニアの不思議(1)・(2)としてこのブログの記事にしました。
世話要らずで丈夫、それでいてやや控えめなところがいじらしく、大好きな花の一つです。
炎暑の真っ昼間、トレニアに勇ましい来客がありました。
羽音高く近づいてさっとトレニアの花を抱え込みます。
もしや盗蜜? よく見ると、確かに花筒に口吻をブスリ!
すぐに飛び立ってまた次!また次! 迷わず同じ部位を刺します。
昨年スイカズラやチェリーセージでクマバチが盗蜜する記事を書きましたが、このクマバチは同じ蜂なのでしょうか? 寿命は数年とか。今日の盗蜜は名人芸のような早業でした。
アンゲロニア
ゴマノハグサ科
1枚目の写真、トレニアの後の白とピンクの花はアンゲロニアです。
トレニアと同じく暑さに負けず初夏から秋まで咲き続けます。
多年草だそうですが寒さに弱いのでこの地では1年草となります。
白、淡いピンク、紫など数色あります。
拡大するとあんぐり口を開けているみたいで、覚えにくい名前を思い出すヒントになるかもしれません(笑)。
クマバチもこれなら盗蜜しなくても正面から届くでしょうね。
「名古屋の過去の天気」を見ると、7月20日から今日8月29日までの41日間に
日最高気温30℃以上の真夏日 38日
35℃以上の猛暑日 19日(うち37℃以上 5日)
という凄まじい暑さ、植物にとっても過酷な夏でした。
毎年初夏、パンジーが終わる頃、夏の草花の苗を植えます。
今年は梅雨も長く大雨が多かったためか良い苗が少なく、せっかく植えても育たぬ物もありました。梅雨明け後植え直しましたが今度は日照りが強すぎて枯れ、8月になるともう植え替える元気も失せました。
その中で何とか生き残って花壇を彩ってくれている花々を記録しておきたいと思います。
トレニア
ゴマノハグサ科 和名:ナツスミレ
おなじみのトレニア、上の写真は6月に苗を買って植えたものですが、その後庭のあちこちに昨年のこぼれ種から芽が出てきました。レンガの隙間からも雑草のように生え花を咲かせています。苗が枯れたままになっていたところもトレニアが繁って目立たなくなりました。
トレニアは昨年10月トレニアの不思議(1)・(2)としてこのブログの記事にしました。
世話要らずで丈夫、それでいてやや控えめなところがいじらしく、大好きな花の一つです。
炎暑の真っ昼間、トレニアに勇ましい来客がありました。
羽音高く近づいてさっとトレニアの花を抱え込みます。
もしや盗蜜? よく見ると、確かに花筒に口吻をブスリ!
すぐに飛び立ってまた次!また次! 迷わず同じ部位を刺します。
昨年スイカズラやチェリーセージでクマバチが盗蜜する記事を書きましたが、このクマバチは同じ蜂なのでしょうか? 寿命は数年とか。今日の盗蜜は名人芸のような早業でした。
アンゲロニア
ゴマノハグサ科
1枚目の写真、トレニアの後の白とピンクの花はアンゲロニアです。
トレニアと同じく暑さに負けず初夏から秋まで咲き続けます。
多年草だそうですが寒さに弱いのでこの地では1年草となります。
白、淡いピンク、紫など数色あります。
拡大するとあんぐり口を開けているみたいで、覚えにくい名前を思い出すヒントになるかもしれません(笑)。
クマバチもこれなら盗蜜しなくても正面から届くでしょうね。
2010-08-29 23:26
コメント(6)
おはようございます。御無沙汰しております。
関東地方も今日も34℃になるそうで、雨もほとんど降らず厳しい残暑が続いています。
トレニアは10年以上前、介護で家を空けられない頃、買ってきたことがありました。(そのころは車の運転もまだ上手?でしたのでホームセンターにも自分で行けました)
狭い庭なのに最近はほったらかしでしたが、旅行にも行かなくなって、又在宅が多くなりましたので、来年は頑張って「丈夫で手間いらず、それでいて可愛らしい」トレニアの花を是非植えてみたいと思います。うちの敷石や車庫のコンクリやレンガの隙間からでてくるのは雑草ばかりです。トレニアがでてきたら良いですねえ。
by あすかのばば (2010-08-30 07:12)
あすかちゃんのおばあ様
あすかちゃん 一番かわいい頃ですね。いいなー。
関東地方もやはり暑いんですね。
これでよく電気や水の制限が無いものだと妙に感心してしまいます。
庭は年と共に「丈夫で手間いらず」がいいですね。
そういう意味でグランドカヴァーになるという植物をいろいろ試植しましたが、繁り過ぎたり、枯れてしまったり、なかなか期待通りにはなりません。その土地の条件にもよるようです。
by 夕菅 (2010-08-30 14:28)
トレニアの花をアップして撮ったら、ウルトラマンの顔に似ていたのがありました。植えたことがありませんが丈夫な植物なのですね。
by satton (2010-08-31 10:38)
satton さん
トレニアは一見華奢ですが、とても丈夫です。
酷暑の中、水切れして萎れてもその後たっぷり水遣りすれば、翌朝はまたピンと立ち直っています。
なるほどウルトラマンですか。
あーんとお口開いてのどの奥まで見えますよ。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2009-10-14
by 夕菅 (2010-08-31 16:08)
夕菅さん こんにちわ~~
なかなか師匠と夕菅愛弟子、いいコンビですね
>このブログの読者は少数で、助細胞どころか、胚珠も胚のうもわからないレベルと想定していました。
そうです、夕菅さんの想定内の読者の一人です
嫌味じゃないですホンマなんです。
お花の仕組みを写真と記事と交互に読み進んでもさっぱり解らへんのです
でも、夕菅さんの熱意は十分伝わってきますし、解剖したお花の仕組みのステキなアップ写真を見せていただくと、お花の神秘の世界に触れているようでいつも「よう撮れてるなぁ・・・」って感心しきりです。
この猛暑の夏にウチの庭ではネムノキ、サルスベリ、ヤノネボンテンカそれに小さなクチナシの花が何を思い出したのか、ちらほら・・・
シュウカイドウがポツリポツリと咲き始めてます、秋!!
by わんちゃん (2010-09-01 15:48)
わんちゃん
おー! そんな恐れ多いことを!
まだまだ2年目。
弟子入り志願の最低点に達するにも、この先何年掛かることやら。
サルスベリやヤノネボンテンカは暑さに強くて助かりますね。
シュウカイドウ、いいですね。この花は大好きなのに植えても植えても消えていってしまいます。
by 夕菅 (2010-09-01 23:13)