酷暑に耐えた草花達(2) [草花(夏)]
9月になってもこの暑さ、今夏の平均気温は過去113年で最高だそうです。
植物にとっても過酷な夏、日々の水遣りがたいへんです。
有り難いことにこの庭には昔使った井戸があり、まだ水遣りに使うことが出来ますが、むろん自動散水装置はありません。
今年のような猛暑の水遣りは花好きにとってもつらい作業です。
トレニアとアンゲロニアに続き、そのような酷暑に耐えている草花達を並べます。
ルドベキア・タカオ
キク科の多年草 和名:オオミツバハンゴンソウ
元気な黄色い花が長期間咲き続けています。
盛夏の切り花はたいてい日持ちが悪いのですが、この花は3日ほど保てます。
高さ150cmほど、こんもり育って花がたくさん咲いていますから、惜しげもなく切ることができてとてもありがたい花です。
ラベンダーセージ
シソ科 宿根サルビアの仲間。
この花も極めて丈夫で、高さ150cmほどの大株になっています。
切り花には向いていませんが、切り戻せば晩秋まで咲きます。
ペチュニア
ナス科 和名:ツクバネアサガオ
たくさんの園芸品種がありサフィニア・ブリエッタ・ さくらさくら・ミリオンベルなど様々な商品名で各社から販売されています。
鉢に植えると植木鉢が見えなくなるほど、こんもりと下垂します。
花数が多いのでしつこくならぬよう白や淡いピンクを選んでいます。
地植えのものは今年は梅雨が長く、大雨が多かったためか、例年より繁りませんでした。
ナス科ですから連作障害もあるように思います。
ヒメイワダレソウ
クマツツヅラ科
上の写真に見える小さな花はヒメイワダレソウ。
雑草防止のグランドカバーとして植えた物ですが、近くで見るとかわいい花です。
但し、繁茂し過ぎて大切な花々に覆いかぶさってしまうことがありますので、やはり管理が必要です。
ペンタス
アカネ科 別名:クササンタンカ
花水木の並木の下のボーダー花壇は水田に接していますが、埋め立て地のため水が切れ易く苦労します。
乾燥に強いペンタスは辛うじてその悪条件に耐えています。
一花終わるとまた蕾が出てきて花の少ないこの期間、間を持たせてくれます。
白やピンクの他、薄紫色もありますが、今年はうまく根付きませんでした。
メランポジウム
キク科の1年草
1年草とはいえ、一度植えると翌年から雑草並みの繁殖力で庭のあちこちに自生します。
4年前そのままにしていたら一面に花野のように広がり、他の花々が絶えてしまいました。
その後は過剰な芽は抜くようにしていますが、悪条件の今年、他の苗が枯れてしまった後へ出てきて知らない間に大きく育っているのを見ると「ありがとう」といいたくなります。
ほぼ同じ形と大きさの花が長期間そろい咲きします。葉も緑豊かです。
モミジアオイ
アオイ科
これについては昨年モミジアオイ(1).(2)として記事にしましたが、周辺にこぼれ種から自生した苗が育ち、次々と花を咲かせています。
ここにもメランポジウムが繁ってますね。
今日も真夏日、太陽光が反射してまぶしい真昼の情景です。
植物にとっても過酷な夏、日々の水遣りがたいへんです。
有り難いことにこの庭には昔使った井戸があり、まだ水遣りに使うことが出来ますが、むろん自動散水装置はありません。
今年のような猛暑の水遣りは花好きにとってもつらい作業です。
トレニアとアンゲロニアに続き、そのような酷暑に耐えている草花達を並べます。
ルドベキア・タカオ
キク科の多年草 和名:オオミツバハンゴンソウ
元気な黄色い花が長期間咲き続けています。
盛夏の切り花はたいてい日持ちが悪いのですが、この花は3日ほど保てます。
高さ150cmほど、こんもり育って花がたくさん咲いていますから、惜しげもなく切ることができてとてもありがたい花です。
ラベンダーセージ
シソ科 宿根サルビアの仲間。
この花も極めて丈夫で、高さ150cmほどの大株になっています。
切り花には向いていませんが、切り戻せば晩秋まで咲きます。
ペチュニア
ナス科 和名:ツクバネアサガオ
たくさんの園芸品種がありサフィニア・ブリエッタ・ さくらさくら・ミリオンベルなど様々な商品名で各社から販売されています。
鉢に植えると植木鉢が見えなくなるほど、こんもりと下垂します。
花数が多いのでしつこくならぬよう白や淡いピンクを選んでいます。
地植えのものは今年は梅雨が長く、大雨が多かったためか、例年より繁りませんでした。
ナス科ですから連作障害もあるように思います。
ヒメイワダレソウ
クマツツヅラ科
上の写真に見える小さな花はヒメイワダレソウ。
雑草防止のグランドカバーとして植えた物ですが、近くで見るとかわいい花です。
但し、繁茂し過ぎて大切な花々に覆いかぶさってしまうことがありますので、やはり管理が必要です。
ペンタス
アカネ科 別名:クササンタンカ
花水木の並木の下のボーダー花壇は水田に接していますが、埋め立て地のため水が切れ易く苦労します。
乾燥に強いペンタスは辛うじてその悪条件に耐えています。
一花終わるとまた蕾が出てきて花の少ないこの期間、間を持たせてくれます。
白やピンクの他、薄紫色もありますが、今年はうまく根付きませんでした。
メランポジウム
キク科の1年草
1年草とはいえ、一度植えると翌年から雑草並みの繁殖力で庭のあちこちに自生します。
4年前そのままにしていたら一面に花野のように広がり、他の花々が絶えてしまいました。
その後は過剰な芽は抜くようにしていますが、悪条件の今年、他の苗が枯れてしまった後へ出てきて知らない間に大きく育っているのを見ると「ありがとう」といいたくなります。
ほぼ同じ形と大きさの花が長期間そろい咲きします。葉も緑豊かです。
モミジアオイ
アオイ科
これについては昨年モミジアオイ(1).(2)として記事にしましたが、周辺にこぼれ種から自生した苗が育ち、次々と花を咲かせています。
ここにもメランポジウムが繁ってますね。
今日も真夏日、太陽光が反射してまぶしい真昼の情景です。
2010-09-05 11:44
コメント(6)
夕菅さん こんにちわ~~
ウ~~ン お花がいっぱい、ステキですねぇ
お手入れが行き届いて、お花たちに愛情たっぷり
>花数が多いのでしつこくならぬよう白や淡いピンクを選んでいます。
とか、
>ナス科ですから連作障害もあるように思います。
とか、
>雑草防止のグランドカバーとして植えた物です
とか、
>メランポジウムに「ありがとう」
とか、
もうもう、スゴ~イの言葉しか、思い当たらないわんちゃんです。
by わんちゃん (2010-09-05 17:49)
酷暑に耐えて健気に生き、きれいな花を咲かせている花たちが愛おしくなります。ヒメイワダレソウははじめて見る花です。
by satton (2010-09-05 19:51)
わんちゃん、いつもありがとうございます。
あまり手を加えなくても年中花が咲いている庭にと思うのでが、なかなかうまくいきません。
数年前、花水木の並木の下にポーチュラカを植えたらたちまち大株になってそれは見事でした。これは良いと思って翌年も同じく植えましたがうまく育たず、花にも連作障害があるらしいと気付きました。
毎年試行錯誤の連続です。
でもまだそうできるうちが幸せなのでしょうね。
by 夕菅 (2010-09-05 22:14)
satton さん
ヒメイワダレソウは匍匐性で環境が良いと恐ろしいほど殖えます。
少しくらい人に踏まれても大丈夫です。
草刈りが要るような道端に植えて雑草を封じ込めようとしたことがありましたが、これは見事に失敗。雑草の方が生育が早くて日が当たらなくなると育たなかったのです。
北海道ではもう秋明菊が咲いているんですね。
こちらではまだまだですが、今年の秋明菊は酷暑のため少なそうです。
by 夕菅 (2010-09-05 22:38)
お久しぶりです。
この酷暑の中でも、沢山の花が元気ですね。
毎日かかさず水遣りをしても、この暑さには耐えられない花が今年は
数多いです。でも不思議と水の届かないところの花の方が元気なようです。少々つらい思いを?したほうが、、、、。
荒れ放題の庭にも、本当にルドベキアタカオは元気です。
北国で風にそよぎながら咲くこの花を見て、うちの庭にも仲間入りさせたのが3年前。2株植えたものが
こぼれ種で今夏は庭のあちこちで、咲いてくれています。
いけばな用の花の無い時期、重宝する花ですね。
いただいたヒメイワダレソウが葉はぐんぐん育っているのに、花付きが
悪いのはどうしたことでしょう。マルバストルムが旺盛過ぎるのかもしれません。
秋風が待たれるこの頃です。
by 花さかばあさん (2010-09-07 00:05)
花さかおばさん、お帰りなさーい。
ルドベキア・タカオは3年前、花さかおばさんに教わって植えた花、いつもこの花を切る時はあのお部屋にもこの花がいっぱい飾られてるでしょうと想っています。
繁殖力が強いですが、オオキンケイギクやオオハンゴンソウほどではないので大丈夫ですね。
<水の届かないところの花の方が元気なよう>
本当にそういう感じがする花がありますね。
特に道端のコンクリートの隙間から生えた雑草が大きく育っているのを見ると複雑な思いにかられます。
ヒメイワダレソウの花、確かに花が少なくなっていますね。
by 夕菅 (2010-09-07 17:48)