シモバシラの霜柱( 1 ) [草花(冬)]
1月は25年ぶりの寒さだったそうです。
10年前に植えたシモバシラに毎冬、数日、霜柱が見られます。
このブログにも2009.1.29.シモバシラの霜柱と花とを記事にしました。
しかし、今年のシモバシラの霜柱は格別です。
今月、写真を撮った日数は13日、雪の日は4日ありました。
毎日観察したわけではありませんから、実際に霜柱が出来た日数はもっと多いと思われます。
シモバシラ
シソ科の多年草 別名 ユキヨセソウ(雪寄草)
学名 Keiskea japonica (植物学者・伊藤圭介(1803−1901)に因む命名)
12月にすでにシモバシラの霜柱に気がついていましたが、過去に撮った写真と大差なかったため、画像も日にちも記録しませんでした。
年末の雪の日はシモバシラも株毎すっぽり雪の中。今年の撮影は1月7日からです。
1月7日、 華やかな開花です。(以下、 画面をクリックすると大きくなります。)
1月8日、今冬最高の霜柱。根元から20cm以上の高さまで昇っています。
1月12日、 この日は根元に幅広く形成。
yahoo.coの「過去の天気」からこの辺りの最低気温を調べ、写真を撮った日と並べてみました。
1月の最低気温とシモバシラの霜柱。 緑字は霜柱を撮影した日、赤字は雪。
日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
最低気温 0 -1 -1 -1 0 1 0 -2 -1 0 -2 -2 -1 0 -3 -3
℃
日 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
最低気温 -2 0 0 0 -1 0 -1 -1 0 -2 -1 -2 -3 -2 -3
℃
合計 : 写真を撮った日数は13日、雪の日は4日
最近は毎朝シモバシラを見に行くようになりました。
検索してもシモバシラを定点で観察した文献は見つかりません。
いっそ、12月から毎日見ておいたらよかったですね。
公表される最低気温もこの地の気温とは異なるかもしれません。
そういえば最低最高気温が測れる温度計があったはずです。
ついに1月28日それを見つけて購入し、シモバシラの根元に置きました。
1月29日
寒い朝、この温度計の最低気温は−5℃と標示していました。
前日届いてすぐ室内でセットしたので、最高温度は室温になってしまいました。
−5℃にしては氷花が少ないのは、今年の霜柱がそろそろ終わりになる頃だからかもしれません。
1月30日
雪です。昨日は最低−3℃、最高11度。
霜柱は雪が降ると出来ないといわれています。確かに前の方には見えませんが、奥の方では雪の下に少量ながら出来ていました。
1月31日
また雪です。最低−4℃、最高7度。やはり所々、雪の下に氷花が覗いています。
左側から近くで見ると円盤状の面白い霜柱もありました。
一般に霜柱とは、地中の温度が0℃以上で地表の温度が0℃以下の時に、地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出し柱状に凍結したものといわれます(http://ja.wikipedia.org/wiki/霜柱)。
シモバシラの霜柱 も原理は同じのようですが、この植物に何故このように顕著な霜柱ができるのかまことに不思議です。
かって「1年にたった1度だけできる」といわれたことがありました。
これが誤りでありことはこれらの写真と表から明らかです。
次回のシモバシラの霜柱(2)では霜柱はどうしてできるかをもう少し考えてみたいと思います。
10年前に植えたシモバシラに毎冬、数日、霜柱が見られます。
このブログにも2009.1.29.シモバシラの霜柱と花とを記事にしました。
しかし、今年のシモバシラの霜柱は格別です。
今月、写真を撮った日数は13日、雪の日は4日ありました。
毎日観察したわけではありませんから、実際に霜柱が出来た日数はもっと多いと思われます。
シモバシラ
シソ科の多年草 別名 ユキヨセソウ(雪寄草)
学名 Keiskea japonica (植物学者・伊藤圭介(1803−1901)に因む命名)
12月にすでにシモバシラの霜柱に気がついていましたが、過去に撮った写真と大差なかったため、画像も日にちも記録しませんでした。
年末の雪の日はシモバシラも株毎すっぽり雪の中。今年の撮影は1月7日からです。
1月7日、 華やかな開花です。(以下、 画面をクリックすると大きくなります。)
1月8日、今冬最高の霜柱。根元から20cm以上の高さまで昇っています。
1月12日、 この日は根元に幅広く形成。
yahoo.coの「過去の天気」からこの辺りの最低気温を調べ、写真を撮った日と並べてみました。
1月の最低気温とシモバシラの霜柱。 緑字は霜柱を撮影した日、赤字は雪。
日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
最低気温 0 -1 -1 -1 0 1 0 -2 -1 0 -2 -2 -1 0 -3 -3
℃
日 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
最低気温 -2 0 0 0 -1 0 -1 -1 0 -2 -1 -2 -3 -2 -3
℃
合計 : 写真を撮った日数は13日、雪の日は4日
最近は毎朝シモバシラを見に行くようになりました。
検索してもシモバシラを定点で観察した文献は見つかりません。
いっそ、12月から毎日見ておいたらよかったですね。
公表される最低気温もこの地の気温とは異なるかもしれません。
そういえば最低最高気温が測れる温度計があったはずです。
ついに1月28日それを見つけて購入し、シモバシラの根元に置きました。
1月29日
寒い朝、この温度計の最低気温は−5℃と標示していました。
前日届いてすぐ室内でセットしたので、最高温度は室温になってしまいました。
−5℃にしては氷花が少ないのは、今年の霜柱がそろそろ終わりになる頃だからかもしれません。
1月30日
雪です。昨日は最低−3℃、最高11度。
霜柱は雪が降ると出来ないといわれています。確かに前の方には見えませんが、奥の方では雪の下に少量ながら出来ていました。
1月31日
また雪です。最低−4℃、最高7度。やはり所々、雪の下に氷花が覗いています。
左側から近くで見ると円盤状の面白い霜柱もありました。
一般に霜柱とは、地中の温度が0℃以上で地表の温度が0℃以下の時に、地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出し柱状に凍結したものといわれます(http://ja.wikipedia.org/wiki/霜柱)。
シモバシラの霜柱 も原理は同じのようですが、この植物に何故このように顕著な霜柱ができるのかまことに不思議です。
かって「1年にたった1度だけできる」といわれたことがありました。
これが誤りでありことはこれらの写真と表から明らかです。
次回のシモバシラの霜柱(2)では霜柱はどうしてできるかをもう少し考えてみたいと思います。
2011-01-31 23:29
コメント(12)
冬咲きクレマチスの蜜 [草花(冬)]
クレマチス・ウンナンエンシス
キンポウゲ科クレマチス属 の常緑蔓性多年草
Clematis yunnanensis(Clematis anshunensis)
中国雲南地方に自生する冬咲きクレマチス
和名: ガビサンハンショウヅル
別名;ウインター・ベル
クレマチス・ユンナンエンシス、クレマチス・アンシュネンシス、
クレマチス・アンスンエンシス,
クレマチスは春から秋にかけて咲く花ですが、少数ながら真冬に咲く品種があります。その中でも育てやすいのがクレマチス・ウンナンエンシスです。
庭の花が少なくなる12月頃から蕾が白くふくらんできます。
花の大きさは3~4センチ。厚いフェルトで作ったような白い花びらが4枚。
釣鐘状の花が節々に2〜8個ずつまとまって釣り下がるように咲きます。
この花びらと思われるもの、実は花弁ではなく萼なのです。
中央に集まった繊維状のめしべを多数のおしべが取り巻いています。
よく見るとおしべの一部が光ります。
えっ! 蜜の雫でしょうか?
花びらにもちいさな一滴。
確認のためやはりなめてみました。
甘い!
めしべを直接覆うようにおしべが囲み、虫の姿もない冬咲きクレマチスに蜜があふれているなんて、思いがけないことでした。
こうなると中が見たくなります。一花開いてみました。
左はめしべ、右の毛むくじゃらがおしべ。
子房のあたりには蜜が滲み出していました。
この花は雪に包まれても傷むことなく、夏の暑さにも耐え、常緑を保っています。
まことに貴重な冬の花です。
また後日綿毛が見られそうですね。
キンポウゲ科クレマチス属 の常緑蔓性多年草
Clematis yunnanensis(Clematis anshunensis)
中国雲南地方に自生する冬咲きクレマチス
和名: ガビサンハンショウヅル
別名;ウインター・ベル
クレマチス・ユンナンエンシス、クレマチス・アンシュネンシス、
クレマチス・アンスンエンシス,
クレマチスは春から秋にかけて咲く花ですが、少数ながら真冬に咲く品種があります。その中でも育てやすいのがクレマチス・ウンナンエンシスです。
庭の花が少なくなる12月頃から蕾が白くふくらんできます。
花の大きさは3~4センチ。厚いフェルトで作ったような白い花びらが4枚。
釣鐘状の花が節々に2〜8個ずつまとまって釣り下がるように咲きます。
この花びらと思われるもの、実は花弁ではなく萼なのです。
中央に集まった繊維状のめしべを多数のおしべが取り巻いています。
よく見るとおしべの一部が光ります。
えっ! 蜜の雫でしょうか?
花びらにもちいさな一滴。
確認のためやはりなめてみました。
甘い!
めしべを直接覆うようにおしべが囲み、虫の姿もない冬咲きクレマチスに蜜があふれているなんて、思いがけないことでした。
こうなると中が見たくなります。一花開いてみました。
左はめしべ、右の毛むくじゃらがおしべ。
子房のあたりには蜜が滲み出していました。
この花は雪に包まれても傷むことなく、夏の暑さにも耐え、常緑を保っています。
まことに貴重な冬の花です。
また後日綿毛が見られそうですね。
ニホンズイセン [草花(冬)]
ニホンズイセン
スイセン属 ヒガンバナ科
学名:Narcissus tazetta var. chinensis
もう30年も前から毎冬静かに咲く水仙。
お正月の生け花にも重宝な、どこから見ても和風の花。
これを正しくは「ニホンズイセン」といい、学名には chinensisがつきます。
実はこの花は、地中海沿岸原産でシルクロードを通って中国へ、さらに日本へは室町時代に渡来したといわれています。
見掛けによらずこの花は帰化植物だったのです。このように古い時代に渡来したものは史前帰化植物と呼び、新しい帰化植物と区別されています。
花びらは6枚のように見えますが、外側3枚は萼、内側3枚が花弁です。
中央の黄色い盃状の部分は副花冠といわれ、花弁が変化したものです。
盃の中に花粉のついたおしべの先が3つ見えます。
めしべは? 別の花を覗いてみます。
何かありそうです。花を開いてみました。
するとおしべは3本ではなく、上下3本づつ付着していました。
まためしべは1本、先端が小さく3裂しています。
めしべの基部には子房があり、これを開くと中に白い胚珠がたくさんありました。(画面をクリックすると大きくなります。)
ニホンズイセンには種子が出来ず、球根で繁殖します。
花は香りよく、おしべには花粉が付着しています。
遠い祖先は種子を作っていたのだろうと想われました。
この写真は1年前満開の頃のものです。
今冬スイセンは例年より早く11月下旬から咲始めましたが、12月・1月と2度の雪に合い半分くらい折れてしまいました。
折れたところから切って室内に飾っていますが、雪は大敵、残念です。
スイセン属 ヒガンバナ科
学名:Narcissus tazetta var. chinensis
もう30年も前から毎冬静かに咲く水仙。
お正月の生け花にも重宝な、どこから見ても和風の花。
これを正しくは「ニホンズイセン」といい、学名には chinensisがつきます。
実はこの花は、地中海沿岸原産でシルクロードを通って中国へ、さらに日本へは室町時代に渡来したといわれています。
見掛けによらずこの花は帰化植物だったのです。このように古い時代に渡来したものは史前帰化植物と呼び、新しい帰化植物と区別されています。
花びらは6枚のように見えますが、外側3枚は萼、内側3枚が花弁です。
中央の黄色い盃状の部分は副花冠といわれ、花弁が変化したものです。
盃の中に花粉のついたおしべの先が3つ見えます。
めしべは? 別の花を覗いてみます。
何かありそうです。花を開いてみました。
するとおしべは3本ではなく、上下3本づつ付着していました。
まためしべは1本、先端が小さく3裂しています。
めしべの基部には子房があり、これを開くと中に白い胚珠がたくさんありました。(画面をクリックすると大きくなります。)
ニホンズイセンには種子が出来ず、球根で繁殖します。
花は香りよく、おしべには花粉が付着しています。
遠い祖先は種子を作っていたのだろうと想われました。
この写真は1年前満開の頃のものです。
今冬スイセンは例年より早く11月下旬から咲始めましたが、12月・1月と2度の雪に合い半分くらい折れてしまいました。
折れたところから切って室内に飾っていますが、雪は大敵、残念です。
原種系クリスマスローズ [草花(冬)]
夕菅の庭に咲く原種系クリスマスローズについてまとめてみます。
ニゲル Helleborus niger
アルプスの東端からイタリア・ドイツ・オーストリア・旧ユーゴスラビアにかけて自生。
これについては前項に書きました。
リビダス Helleborus lividus
スペインのマジョルカ島など地中海沿岸の一部に自生。
木立性で渋いピンクのやや小さい花が密集して咲きます(有茎性クリスマスローズ)。
編み目模様の入った濃い緑の葉も美しい。
フォエチダス Helleborus foetidus
自生地:イギリス・スペイン・イタリアなど。
初めて見た時はこれでもクリスマスローズ?と驚きました。
2006.5.15. 観葉植物みたいな苗でした。ゴールドブリオンという品種です。
木立ち性種(有茎性クリスマスローズ)に分類されます。
2007.2.25. 小さいベルのような花が咲きました。
2008.4.2.さらに大きくなって、花数もふえました。
でも残念、今年はお休みなのか3茎とも花が見られません。来年を期待しましょう。
ニゲル Helleborus niger
アルプスの東端からイタリア・ドイツ・オーストリア・旧ユーゴスラビアにかけて自生。
これについては前項に書きました。
リビダス Helleborus lividus
スペインのマジョルカ島など地中海沿岸の一部に自生。
木立性で渋いピンクのやや小さい花が密集して咲きます(有茎性クリスマスローズ)。
編み目模様の入った濃い緑の葉も美しい。
フォエチダス Helleborus foetidus
自生地:イギリス・スペイン・イタリアなど。
初めて見た時はこれでもクリスマスローズ?と驚きました。
2006.5.15. 観葉植物みたいな苗でした。ゴールドブリオンという品種です。
木立ち性種(有茎性クリスマスローズ)に分類されます。
2007.2.25. 小さいベルのような花が咲きました。
2008.4.2.さらに大きくなって、花数もふえました。
でも残念、今年はお休みなのか3茎とも花が見られません。来年を期待しましょう。
クリスマスローズ ニゲル [草花(冬)]
クリスマスローズ ニゲル Helleborus niger
英名でクリスマスローズとはこの品種のことをいうのだそうです。
本当にクリスマスの頃に咲く、白い清楚な花で、ハイブリッドに比べて草丈はやや
低く、一茎一花を基本とします。
これは古い株で、原種に近いものかと思います。咲きすすむにつれて花弁は緑っ
ぽく、一部は赤っぽくなります。
ニゲルとの交配によってたくさんの新しい品種が作られています。
初めに取り上げた「バラーディアエ」はニゲルとリビダスの交雑種です。
これによく似ているのが「パウロ」。
2007年植えたばかりの年、咲き始めは純白な花弁、次第に赤っぽく変わっていきました。
翌2008.1.5.の姿、「クリスマスのバラ」の所以通り本当に年末に開花しました。
でも残念ながらなぜか今年は咲きません。
クリスマスローズ 「スノーホワイト」 Helleborus hybridus 'Snow White'
ニゲルとオリエンタリス系の交配種でやや早咲きの品種、今年もバラーディアエの
次に咲きました。
まだまだこれからも複雑な交配によって新しい品種が生まれることでしょう。
英名でクリスマスローズとはこの品種のことをいうのだそうです。
本当にクリスマスの頃に咲く、白い清楚な花で、ハイブリッドに比べて草丈はやや
低く、一茎一花を基本とします。
これは古い株で、原種に近いものかと思います。咲きすすむにつれて花弁は緑っ
ぽく、一部は赤っぽくなります。
ニゲルとの交配によってたくさんの新しい品種が作られています。
初めに取り上げた「バラーディアエ」はニゲルとリビダスの交雑種です。
これによく似ているのが「パウロ」。
2007年植えたばかりの年、咲き始めは純白な花弁、次第に赤っぽく変わっていきました。
翌2008.1.5.の姿、「クリスマスのバラ」の所以通り本当に年末に開花しました。
でも残念ながらなぜか今年は咲きません。
クリスマスローズ 「スノーホワイト」 Helleborus hybridus 'Snow White'
ニゲルとオリエンタリス系の交配種でやや早咲きの品種、今年もバラーディアエの
次に咲きました。
まだまだこれからも複雑な交配によって新しい品種が生まれることでしょう。
クリスマスローズ ガーデンハイブリット ダブル [草花(冬)]
前回のクリスマスローズ ガーデンハイブリットのうち、八重咲きの品種を追加します。
初めて八重咲きを見た時は感激したものの、文字通り高嶺の花でした。
最近はかなり流通量がふえて価格もやや下がりました。
一方さらに新しい品種が次々と作り出されているようです。
昨年仲間入りした希少種「ピコティダブルホワイト」。鉢植えのままで撮った写真です。
花弁が地色と異なる色で縁取られているのをピコティ(覆輪咲き)と呼びます。
もう雄しべは散りかけていますが、華奢で臈長けた美しさがありました。
これを庭に植えて1年。今春は株が大きくなって花もふくよかになりました。
覆輪は咲き初めは左のように濃く幅広く、次第に薄らいで右の花のように細い縁取りになります。
ピンクのハイブリット ダブル
花弁全体に細かなネットが認められます。
白のハイブリット ダブル
2007年1月28日 初めて仲間入りした純白のダブル。ハウス育ちの箱入り娘です。
高貴な白でした。
庭に植えて2年、あまり大株になりませんがたくましくはなりました。
陽を浴びて育ったからでしょうか?花弁の外側はバイカラーのように赤っぽい。
健康色ということにしておきましょう。
初めて八重咲きを見た時は感激したものの、文字通り高嶺の花でした。
最近はかなり流通量がふえて価格もやや下がりました。
一方さらに新しい品種が次々と作り出されているようです。
昨年仲間入りした希少種「ピコティダブルホワイト」。鉢植えのままで撮った写真です。
花弁が地色と異なる色で縁取られているのをピコティ(覆輪咲き)と呼びます。
もう雄しべは散りかけていますが、華奢で臈長けた美しさがありました。
これを庭に植えて1年。今春は株が大きくなって花もふくよかになりました。
覆輪は咲き初めは左のように濃く幅広く、次第に薄らいで右の花のように細い縁取りになります。
ピンクのハイブリット ダブル
花弁全体に細かなネットが認められます。
白のハイブリット ダブル
2007年1月28日 初めて仲間入りした純白のダブル。ハウス育ちの箱入り娘です。
高貴な白でした。
庭に植えて2年、あまり大株になりませんがたくましくはなりました。
陽を浴びて育ったからでしょうか?花弁の外側はバイカラーのように赤っぽい。
健康色ということにしておきましょう。
クリスマスローズ ガーデンハイブリット [草花(冬)]
クリスマスローズ ガーデンハイブリット(クリスマスローズ ハイブリット)
(クリスマスローズ オリエンタリス)
学名 Helleborus orientalis (キンポウゲ科クリスマスローズ属)
英名 レンテンローズ(Lenten rose)
通称クリスマスローズとして販売されているものの殆どはこのガーデンハイブリットです。
オリエンタリス系と呼ばれてきましたが、最近では様々な無茎種の原種を複雑に交雑して
作られることからガーデンハイブリット(ハイブリット)というそうです。
寒さに強く、冬でも葉は緑を保ち、初夏まで楽しめる私の庭の主役です。
一茎多花といって1本の茎に複数の花が順に咲きます。
たいてい花はうつむいて咲きますから、どんな顔?とそっと指で持ち上げてご対面です。
8年前に植えた赤色(丸弁カップ咲き)
白色(ノンスポット)
この花はスポットがなく純白色です。
スポットのある白色
深みのある赤色
クリーム色(剣弁)
淡いピンク(剣弁)
淡黄色
茶色の蜜腺が並んでいます。花びらに見えるのは萼片。
神秘的な紫色
クリスマスローズは特に手入れをしなくても年々大株になって咲きます。
ありがたい花です。
(クリスマスローズ オリエンタリス)
学名 Helleborus orientalis (キンポウゲ科クリスマスローズ属)
英名 レンテンローズ(Lenten rose)
通称クリスマスローズとして販売されているものの殆どはこのガーデンハイブリットです。
オリエンタリス系と呼ばれてきましたが、最近では様々な無茎種の原種を複雑に交雑して
作られることからガーデンハイブリット(ハイブリット)というそうです。
寒さに強く、冬でも葉は緑を保ち、初夏まで楽しめる私の庭の主役です。
一茎多花といって1本の茎に複数の花が順に咲きます。
たいてい花はうつむいて咲きますから、どんな顔?とそっと指で持ち上げてご対面です。
8年前に植えた赤色(丸弁カップ咲き)
白色(ノンスポット)
この花はスポットがなく純白色です。
スポットのある白色
深みのある赤色
クリーム色(剣弁)
淡いピンク(剣弁)
淡黄色
茶色の蜜腺が並んでいます。花びらに見えるのは萼片。
神秘的な紫色
クリスマスローズは特に手入れをしなくても年々大株になって咲きます。
ありがたい花です。
クリスマスローズ ”バラーディアエ” [草花(冬)]
この数年間、クリスマスローズに魅せられています。
今日は今年最も早く咲いたバラーディアエの花の色の変化を追ってみましょう。
1月4日
やっと蕾が出てきました。今年も咲いてくれるでしょうか?
1月27日 初めの1輪開花。純白です。
2月3日 どんどん咲いてきます。でも雨の跳ねが点々とついてちょっとみすぼらしい。
2月9日 淡いピンクの薄化粧、初めの1輪はだんだんピンクが濃くなっていきます。
中央の乙女のような1輪を拡大してみます。花びらに見えるのは萼(ガク)です。
2月12日 しだいに全部の花が古代色のようなピンクの濃淡に染まっていきます。
2月19日 色が深くなり赤っぽくなりました。
2月26日 赤が褪めて、初めの1輪にはもう種が出来かけています。下の方には開花
したばかりの白い花もみられます。
バラーディアエという品種は原種系クリスマスローズのニゲルとリビダスとの交配で
生まれた交雑種です。
今日は今年最も早く咲いたバラーディアエの花の色の変化を追ってみましょう。
1月4日
やっと蕾が出てきました。今年も咲いてくれるでしょうか?
1月27日 初めの1輪開花。純白です。
2月3日 どんどん咲いてきます。でも雨の跳ねが点々とついてちょっとみすぼらしい。
2月9日 淡いピンクの薄化粧、初めの1輪はだんだんピンクが濃くなっていきます。
中央の乙女のような1輪を拡大してみます。花びらに見えるのは萼(ガク)です。
2月12日 しだいに全部の花が古代色のようなピンクの濃淡に染まっていきます。
2月19日 色が深くなり赤っぽくなりました。
2月26日 赤が褪めて、初めの1輪にはもう種が出来かけています。下の方には開花
したばかりの白い花もみられます。
バラーディアエという品種は原種系クリスマスローズのニゲルとリビダスとの交配で
生まれた交雑種です。