SSブログ

9月の庭 2017 [庭便り(秋)]

9月の庭 2017

9月15日、ピンクノウゼンカズラが陽を浴びて輝いていました。
<追加>
オレンジ色の花が咲くノウゼンカズラ(Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属で中国原産、耐寒性があります。
ピンクノウゼンカズラ(Podranea ricasoliana)はポドラネア属で南アフリカ原産、やや寒さに弱いのですが、軒下に植えたせいかそのままで越冬しています。またノウゼンカズラのようなたくましさはなく、手入れは軽い剪定だけです。
ピンクノウゼンカズラ2017wb.jpg

カリガネソウ零れ種で年々増えています。
青い花が風に揺れ秋の到来を告げるかのようです。
後ろの太い幹はリキュウバイ。
カリガネソウwb.jpg

帆掛船のような姿が楽しい。
カリガネソウ2017-2wb.jpg

3年前花友さんからいただいたシロバナサクラタデの花がやっと開きました。
サクラタデは困るほど増えたのにシロバナサクラタデはなぜか咲かなかったのです。
シロバナサクラタデ2017-1wb.jpg

なるほど華奢な花です。
それでも蜜があるのか、小さい虫が入り込んでいます。
シロバナサクラタデ2017-3wb.jpg

サクラタデの花は直径7〜8mm。
しかしシロバナサクラタデは5mm以下。
長花柱花と短花柱花とがあり、これは2本の長い雌しべが飛び出しているから長花柱花。
近くのサクラタデはまだほとんど開花していないので交雑種はできなさそうです。
シロバナサクラタデ8wb.jpg

この葉は5月3日のキレンゲショウマです。
今年こそは綺麗な花が見えますようにと期待しました。
キレンゲショウマ2017葉2wb.jpg

ところが、蕾が膨らみ黄色くなってもなかなか開花しません。
なんとか一花開花したものの下の方の葉はもうムシに食べられ穴が空いています。
キレンゲショウマ2017-1wb.jpg

やっと揃って咲いたものの、花は穴ぼこやシミがいっぱい。
今年もクロウリハムシに惨敗しました。
キレンゲショウマ2017-2wb.jpg

日蔭から植え替えたら勢いが良くなり過ぎた サルビア グアラニチカ。
サルビア グラニチカ2017wb.jpg

アズレアも負けず劣らずの勢い。
アズレア2017-2wb.jpg

花壇中央は這性サルスベリとユーパトリウム(青花フジバカマ)で賑やかです。
矮性サルスベリ2017-1wb.jpg

シモバシラは日蔭の花。

シモバシラの花2017wb.jpg

蹲の下にヤブラン、安住の地を見つけたようです。
ヤブラン2017-1wb.jpg

台風の前に撒いてもらったダイコンも順調に育っています。
今年初めて、種を撒いた上に籾殻を被せたのが良かったかもしれません。
ダイコンの芽2wb.jpg

昨年2月に腰部の大手術を受けてから1年半過ぎました。
昨夏は頑丈なコルセットをつけて暑く苦しい日々でした。
今年はコルセットは無くなったものの、しゃがめないためやはり庭仕事はできません。
この庭は「外出できなくなっても四季折々の花を楽しめるように」と言う思いで造りました。
すでに半ばその状態に近くなり、自分では植え替えや除草ができずもどかしい昨今ですが、自分の脚で庭を巡り花々を撮ることができることをうれしく思っています。l
コメント(15)