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コハクチョウ  [庭の外]

コハクチョウ
 小白鳥 カモ目カモ科ハクチョウ属

数年前から近くの木曽川橋の近くにコハクチョウが飛来すると聞いていました。
でも川岸は寒かろうし、入り口もわからないし、歩行障害のあるものには無理かと諦めていました。
しかし、2月4日、春を思わす日差しに誘われ思い切って行ってみると、幸いにも難なくコハクチョウを見ることが出来ました。

木曽川左岸堤防から北を見ると対岸の堤防の上に伊吹山が見えました。
手前の木々の間から見える白いものがコハクチョウでしょうか。
とにかく近くまで行ってみましょう。
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いました! 優雅に浮かんでいます(画像は全て画面をクリックすると大きくなります)。
こんなに簡単にコハクチョウに会えるとは夢のようです。
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少し上流では中洲で休む姿も。
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さらに上流にものどかにくつろぐ白い鳥の群れ。
合計50羽以上いるようです。
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ひょいと持って行ったのは、いつもの軽いマクロレンズのついた一眼レフのみ。
それでも試しに写してみました。
周りには望遠レンズのカメラを3脚に固定して撮影中の男性多数。
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一羽が大きく羽ばたき。
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水中に頭を突っ込んで食事中。
コハクチョウは草食性、水中の水草や水田の落穂や草を食べるようです。
ただし、ここでは餌(穀類)のプレゼントがあるよう。
羽の色が灰色に見えるのは幼鳥、白色は成鳥です。
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急に大きな水音!
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幼鳥が幼鳥を追いかけている?
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憤懣やるかたなし。
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まだにらみ合いが続きます。
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怪しい雰囲気。
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右の幼鳥が口を開いて怒っています。親鳥たち(?)も何か叫んでいます。
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うわあ、噛み付かんばかりの勢い!
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アタック! 「やめなさい!」
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追いかけろ!
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兄弟喧嘩でしょうか? 
けたたましく叫ぶ親鳥! 親の気持ちは人も鳥も同じ?
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お母さんに叱られて静かになりました(?)。
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お母さんは大変ですね。
間も無くまたこの子達と一緒にシベリアへ出発しなければなりません。
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初めて見たコハクチョウでした。

コハクチョウは間も無く4,000kmも離れたシベリヤへ渡っていくそうです。
そこで産卵し、雛を育て、秋には幼鳥を連れてまた飛んで来ます。

こんな近いところでコハクチョウに会えることがわかり、昨日は友人を誘いました。
3日前とは異なり伊吹おろしが吹き付ける寒い日、重い望遠レンズを友人に持ってもらって行ったのに1羽もいませんでした。
今一度と今日も行ってみましたが、数多のカメラマンが虚しくひたすら待つ姿のみ。
諦めて帰ってきました。
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