秋の庭 2017(サクラタデ・ ルリタテハなど) [庭便り(秋)]
秋の庭 2017
今年は秋空が少なく、今日はもう真冬のような寒さです。
このところ多忙な日々で庭の手入れも怠りがちですが、それでも花は咲く!
嬉しいことです。
サクラタデ
昨秋、増えすぎたサクラタデを使わなくなった駐車場に移植しました。
思ったより勢いよく増え、たくさん花が咲きました。
後の白い花はヤノネボンテンカ。

台風にも倒れず、健気に咲いています。

満開の花にヒメカメノコテントウを見つけました。

花被から突き出しているのは雌しべです(長花柱花)。
これについては2014年のブログ「サクラタデ」に書きました。

ルリタテハ
青花のタイワンホトトギスがまた虫に食べらています。
恐る恐る覗くとやはり大きな幼虫が見えました。

このイガイガの毛虫はルリタテハの幼虫です。
間も無く蛹になる頃かと思います。このまま放置しましょう。

その後次々と4個の蛹を発見。
蛹を外して室内で羽化させようか、迷った末このまま経過観察することにしました。

10月12日、羽化直後のルリタテハを見つけました!
開張したところを獲りたい、でもいつもあっという間に飛び立ってしまいます。

何とかルリ色がカメラに残ったったのはこの1枚のみでした。

実は2009年にルリタテハの幼虫を飼育したことがあったのです。
これはその時;羽化したルリタテハの成虫です。

ルリタテハに食べられてもこのタイワンホトトギスは強い!
その後もたくさん花を咲かせました。

スイフヨウ
お口直しならぬ、お目直しにスイフヨウを1輪。

スイフヨウは1日花。
今朝咲いた花はまだ純白。昨日の花は濃いピンクです。

白い花は昼頃にはピンクになり、昨日の花は萎みます。

スイフヨウは冬期枝を全部切って幹だけで越冬します。
毎春、太い幹の頭部から枝が伸びますが、この部がかなり傷んできているのです。
昨冬はもう来年の花は見られないかと思ったほどでした。

タニガワコンギク
通路の足元に輝いていたのはタニガワコンギク。

この庭も持ち主と同じく老朽化してきました。
その過程も咲く花と共に記しておきたいと思っています。 2017.11.18.深夜
今年は秋空が少なく、今日はもう真冬のような寒さです。
このところ多忙な日々で庭の手入れも怠りがちですが、それでも花は咲く!
嬉しいことです。
サクラタデ
昨秋、増えすぎたサクラタデを使わなくなった駐車場に移植しました。
思ったより勢いよく増え、たくさん花が咲きました。
後の白い花はヤノネボンテンカ。

台風にも倒れず、健気に咲いています。

満開の花にヒメカメノコテントウを見つけました。

花被から突き出しているのは雌しべです(長花柱花)。
これについては2014年のブログ「サクラタデ」に書きました。

ルリタテハ
青花のタイワンホトトギスがまた虫に食べらています。
恐る恐る覗くとやはり大きな幼虫が見えました。

このイガイガの毛虫はルリタテハの幼虫です。
間も無く蛹になる頃かと思います。このまま放置しましょう。

その後次々と4個の蛹を発見。
蛹を外して室内で羽化させようか、迷った末このまま経過観察することにしました。

10月12日、羽化直後のルリタテハを見つけました!
開張したところを獲りたい、でもいつもあっという間に飛び立ってしまいます。

何とかルリ色がカメラに残ったったのはこの1枚のみでした。

実は2009年にルリタテハの幼虫を飼育したことがあったのです。
これはその時;羽化したルリタテハの成虫です。

ルリタテハに食べられてもこのタイワンホトトギスは強い!
その後もたくさん花を咲かせました。

スイフヨウ
お口直しならぬ、お目直しにスイフヨウを1輪。

スイフヨウは1日花。
今朝咲いた花はまだ純白。昨日の花は濃いピンクです。

白い花は昼頃にはピンクになり、昨日の花は萎みます。

スイフヨウは冬期枝を全部切って幹だけで越冬します。
毎春、太い幹の頭部から枝が伸びますが、この部がかなり傷んできているのです。
昨冬はもう来年の花は見られないかと思ったほどでした。

タニガワコンギク
通路の足元に輝いていたのはタニガワコンギク。

この庭も持ち主と同じく老朽化してきました。
その過程も咲く花と共に記しておきたいと思っています。 2017.11.18.深夜
2017-11-16 01:01
コメント(12)
ルリタテハのこと 大成功ですね
幼虫の姿にびっくりしたりドキドキしたり!!!
こんな姿から始まるなんてとても想像つかないです
羽化が始まるとたちまちに飛び立つのですか
それにもびっくりしました。
でもよくぞここまで画像に残せましたね
もう胸を張って自慢していいですね
美しさはひとしおで宝石のよう♪
タイワンホトトギスはルリタテハのため 大事にされているのですね
タイワンホトトギスの側に行っても運よく出会えることはまずないでしょうけれど
こんな機会が訪れたらどんなにいいでしょうと感動しています。
ヒメカノコテントウは可愛らしいですね 一目でも出会ってみたいものです
by とんちゃん (2017-11-19 08:14)
とんちゃん 早々とコメントありがとうございました。
ルリタテハの幼虫はあまりにもおどろおどろしいのでアップをためらっていました。
でも成虫の美しさはまた格別ですから出会いを期待して食草提供。
飼育はやはり手間がかかりますし、羽化の瞬間を見ることは稀有!
今年たまたま自然のままで蛹や羽化直後を複数見られたことは幸いでした。
ホトトギスの葉に食べられた痕があったら幼虫や蛹を探してみてください。産卵に来る成虫も見られるかもしれません。
by 夕菅 (2017-11-19 12:02)
こんばんは。サクラタデ、タデ科なのに桜にそっくりな花ですね。ガガイモ科のサクラランも桜によく似ています。
スイフヨウの変身もとても美しいです。酔って赤くなったとは失礼ですね。
ルリタテハの美しさも素晴らしいです。
by Minoru (2017-11-20 22:20)
Minoru さんコメントありがとうございました。
サクラランも美しい花ですね。
サクラタデの桜色もとても優しい色合いです。
スイフヨウも私は桜色の頃が一番好きです。ほろ酔い?
ルリタテハの変身は驚きです。
by 夕菅 (2017-11-21 00:15)
突然の寒さにびっくりですね。サクラタデはゆうすげ庭のほうが今年は
見事に株が増えましたね。ヒメカメノコテントウが可愛い。
何年か前にルリタテハの幼虫を送っていただいて、ガラスケースの中、
羽化を見守ったこと思い出しています。羽化の瞬間によく出合えましたね。羽を広げないと蝶とは、、、燃えた葉のような、、、、。
大木のスイフヨウは華やかに庭に彩りを添えてくれますね。
周りの山々が晩秋のよそおいに、、、。
ときどき、パソコンが由布子と聞いてくれません。プリントアウトを長時間した後、いつも調子がわるくなります。
少し休ませるといいみたい、こちらも老朽化ですかしら?
by 花咲かばあば (2017-11-21 17:00)
花咲かばあばさん コメントありがとうございました。
本当に寒くなりましたね。伊吹山などもう白化粧!
サクラタデは野生を取り戻したかのように殖えました。
ルリタテハ、今年は羽化した直後に間に合ったようですが、あっという間に次々飛んで行ってしまいました。
蛹もコマユバチが寄生していると困るのでそのままにしておいたのです。
パソコンの不調には悩まされますね。ヒトもメカも頑張ってね!
by 夕菅 (2017-11-21 23:08)
暮(まだ暮には早いですが)には1年を振り返って印象深い花の姿をまとめておくのもいいですね。私もそうしようかな。
2009年のルリタテハの写真はすごくきれいですね。これぞルリタテハです。数年前まで我が家のホトトギスもほとんど毎年ルリタテハの幼虫にやられましたが、この2〜3年は全く被害にあいません。ルリタテハが減っているのでしょうか。それも寂しいことです。
by エフ・エム (2017-11-22 08:25)
こんにちは。ずいぶん寒くなってきましたね。でもお庭で花がたくさん見られて良いですね。スイフヨウは今頃でも咲いているんですね。
by 多摩NTの住人 (2017-11-22 08:38)
エフ・エム コメントありがとうございました。
仕事を辞めたらブログ三昧?思っていたのにむしろ捗りません。
気がつけば早くも冬が来そう、慌てて秋の分をまとめました。
2009年のルリタテハは室内で羽化後窓から飛び出す直前、やっと羽ばたきを止めた時撮れたものです。
ルリタテハも減少しているのでしょうか。
今年はかなりルリタテハの保護に貢献しました。
by 夕菅 (2017-11-22 17:18)
多摩NTの住人 さんコメントありがとうございました。
昨日から伊吹山も真っ白、今年は冬が早いようですね。
霜が当たって夏の花は終了、その後に定番のビオラを少し植えています。
スイフヨウの花はとうに終わりましたが、まだ葉は緑色です。
これからバタバタ落葉するでしょう。(今秋のまとめ記事でごめんなさい。)
by 夕菅 (2017-11-22 17:50)
サクラタデの繁殖ぶりに驚き、ルリタテハの幼虫の気味悪さに眉をひそめ、成虫の色のよさに驚き、スイフヨウの栽培法にも驚きましたよ。根元でばっさり切って、その後に伸びた枝枝に花が咲くから、見事な花盛りになるのですねえ!
うちにもあったのですが、葉巻虫が付くので伐ってしまいました。伐ったのが惜しまれる、花の美しさですね。
by 703 (2017-11-22 22:01)
703さん コメントありがとうございました。
そうなんです!サクラタデの繁殖ぶりは予想を超えました。
放っておくとスギナの原になってしまう元駐車場に植えたのです。
ルリタテハの成虫はとても美しいのです!
ああそれなのに幼虫は......................
スイフヨウの剪定は庭師さん任せです。
あの幼虫も困りものですが、花の美しさに負けて共存です。
by 夕菅 (2017-11-22 23:24)