ヒメリュウキンカ [草花(春)]
ヒメリュウキンカ
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草
学名 Ranunculus ficaria
原産地 ヨーロッパ
ヒメリュウキンカは早春というにはまだ冷たすぎる2月下旬から、輝くようなまっ黄色の花を咲かせます。雪の下でひっそりとつぼみが育っていたのです。
濃い緑色のハート型の葉の間から円いつぼみが伸びて来て、陽が当たると開花します。
この花の大きさ 5cm。草丈15cm。
朝8時、開花準備中。
開花してから数日間、夜は花弁を閉じ、朝、日光を浴びると開花する。
古い花は花弁が白くなり夕方になっても閉じなくなる。
正午、上と同じ場面。花弁全開。
中心にめしべ(集合果)、まわりにおしべ。花弁は8枚。
花弁がピカピカするのはキンポウゲ属の特徴で、花弁の表層の下にある澱粉を含む細胞層が日光を反射するというが出典は定かではない。
まわりのぎざぎざに変色した部分は蜜標でしょうか。
花弁を裏から見ると、外側に3枚の萼があることがわかる(左写真)。
萼は花が咲きすすむと脱落する(右写真)。
花弁が落ちた後はシュウメイギク(キンポウゲ科イチリンソウ属)と同じくめしべの集合果が残る。果実は痩果(そうか)と言われている。
ヒメリュウキンカはもとは日本の花ではないが、愛好家が多く、白花、八重などたくさんのの園芸種がある。
花の大きさ 3〜5cm、草丈 5〜20cmと大きさもいろいろ。
白花種。
淡いクリーム色の小型種。
しばしばヒメリュウキンカとリュウキンカとの混同が問題になる。
リュウキンカはキンポウゲ科 リュウキンカ属。Caltha palustris var. nipponica
この写真は六甲高山植物園で撮ったリュウキンカ。
ミズバショウの繁る湿地に群生していた(ヒメリュウキンカは湿地には育たない)。
ヒメリュウキンカより葉が大きく草丈が高い。葉に比べて花は小さい。
花びらは萼の変化したもの5枚で、ヒメリュウキンカのような萼はない。
果実は袋果(ヒメリュウキンカは痩果)。
追記 2012. 4. 20.
今年大型のヒメリュウキンカが仲間入りしました。
栽培品種ではない有茎性のヒメリュウキンカと考えています。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草
学名 Ranunculus ficaria
原産地 ヨーロッパ
ヒメリュウキンカは早春というにはまだ冷たすぎる2月下旬から、輝くようなまっ黄色の花を咲かせます。雪の下でひっそりとつぼみが育っていたのです。
濃い緑色のハート型の葉の間から円いつぼみが伸びて来て、陽が当たると開花します。
この花の大きさ 5cm。草丈15cm。
朝8時、開花準備中。
開花してから数日間、夜は花弁を閉じ、朝、日光を浴びると開花する。
古い花は花弁が白くなり夕方になっても閉じなくなる。
正午、上と同じ場面。花弁全開。
中心にめしべ(集合果)、まわりにおしべ。花弁は8枚。
花弁がピカピカするのはキンポウゲ属の特徴で、花弁の表層の下にある澱粉を含む細胞層が日光を反射するというが出典は定かではない。
まわりのぎざぎざに変色した部分は蜜標でしょうか。
花弁を裏から見ると、外側に3枚の萼があることがわかる(左写真)。
萼は花が咲きすすむと脱落する(右写真)。
花弁が落ちた後はシュウメイギク(キンポウゲ科イチリンソウ属)と同じくめしべの集合果が残る。果実は痩果(そうか)と言われている。
ヒメリュウキンカはもとは日本の花ではないが、愛好家が多く、白花、八重などたくさんのの園芸種がある。
花の大きさ 3〜5cm、草丈 5〜20cmと大きさもいろいろ。
白花種。
淡いクリーム色の小型種。
しばしばヒメリュウキンカとリュウキンカとの混同が問題になる。
リュウキンカはキンポウゲ科 リュウキンカ属。Caltha palustris var. nipponica
この写真は六甲高山植物園で撮ったリュウキンカ。
ミズバショウの繁る湿地に群生していた(ヒメリュウキンカは湿地には育たない)。
ヒメリュウキンカより葉が大きく草丈が高い。葉に比べて花は小さい。
花びらは萼の変化したもの5枚で、ヒメリュウキンカのような萼はない。
果実は袋果(ヒメリュウキンカは痩果)。
追記 2012. 4. 20.
今年大型のヒメリュウキンカが仲間入りしました。
栽培品種ではない有茎性のヒメリュウキンカと考えています。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08
2010-02-27 16:00
コメント(2)
ご心配をおかけしてしまったようで,申し訳ありません。
ありがとうございます。
なんとかやっています。
ブログも,大きなトラブルがあったわけではなく,あくまで私の無責任な行動に端を発したことへの責任をとるつもりで,閉鎖することに一旦決めたものの,仲良くしてくださっているブロガーさんから,強く説得され,そんなことは逃げに過ぎない,あなたが悪いわけじゃない,と言われ,少しの間お休みすることにしました。
分かってくださっている方からは,いろいろと温かいメッセージをいただき,ブログを始めたころに,自分がどんなことを書きたかったか,どんなブログにしたかったか,いったん自分自身もリセットするつもりで,少しのブレイクをおいて,再開するつもりです。
体調も余り良くないので,ちょうど良かったのかもしれません。
でも,書きたい気持ちと書きたいことは,頭の中であふれているので,再開に向けて,徐々に準備をしています。
そんなことで,yuusugeさんのブログ記事とは離れてしまったコメントですみません。
とりあえずはご報告まで。
一雨ごとにお庭にも春へと向かって変化していく時期ですね。
またお邪魔させていただきます。
by TOKO (2010-03-08 15:31)
TOKO さん
こうしてブログを通してでもお話が出来て安心しました。
真摯に取り組むほど躓いたときの時の衝撃も大きいと思いますが、
少し離れて(時間と距離をおいて)ゆっくりなさって下さい。
人とは異なり、植物は時を得て忘れず花を咲かせます。
夕菅の庭はこれから最も花の多い季節、どうぞまた遊びに来て下さいね。
(先程から何度もこの返信を書いているのですが、書いては消し、
書いては消し........。遅くなってしまいました。ごめんなさい。)
by yuusuge (2010-03-09 00:14)