タマスダレとゼフィランサス [草花(秋)]
1)タマスダレ 玉簾
ヒガンバナ科タマスダレ属(Zephyranthes)
学名:ゼフィランサス カンディダ
別名:レインリリー。
近くの堤防の土手のヒガンバナが満開です。
緑の雑草の中から真っ赤に燃え出ているヒガンバナを見つけると、
秋の到来が実感できてうれしいものです。
一方、古くから民家の庭隅などにしずかに咲いていたタマスダレ、
最近これがヒガンバナ科だと知りました。
そういえば、ちょうどタマスダレも今花びらが重なるほどに咲き誇
っています。
タマスダレは常緑の細い肉厚の葉の茂みの中から、ヒガンバナと同じ
く茎が真っすぐに立ち上がって先端に一花づつ開花します。

タマスダレの花弁は6枚、黄色いオシベ6本。白いメシベは比較的短く、
なぜか偏在しています。

少々ややこしいのですが「ゼフィランサス」はタマスダレ属(Zephyranthes)
の植物の総称です。
したがってタマスダレもゼフィランサスの一種で、学名はゼフィランサス
カンディダ Zephyranthes candida (白いゼフィランサス)といいます。
しかしタマスダレは特に耐寒性強く、日本でも常緑を保ち、繁殖力旺盛。
清楚な花は古来この名前で親しまれてきました。
夕菅の庭には他に2種のゼフィランサスがあります。
2)ゼフィランサス サンアントーネ
這性サルスベリの隣に生え出たのはゼフィランサス サンアントーネ。
アプリコット色がおだやかで明るい花です。
草丈30〜40cm。這性サルスベリと背比べ。

花たちが微笑んでいます。

なかなか趣のある色です。

3)ゼフィランサス カリナタ
別名 サフランモドキ
大型のピンクの花が華やかです。
一列に並んでヒメイワダレソウの中からこんにちは。

花弁は6枚、オシベ6本、長く伸びた白いメシベの先は3裂。そのまま3つ
1組の果実になります。タマスダレに比べ全てが大振りでにぎやかです。

ゼフィランサスは見た目にはヒガンバナとはかなり異なって見えますが、
葉や鱗茎にヒガンバナと同じくリコリンというアルカロイド成分が含まれ
ているそうです。有毒ですから誤って食べないように。
ヒガンバナ科タマスダレ属(Zephyranthes)
学名:ゼフィランサス カンディダ
別名:レインリリー。
近くの堤防の土手のヒガンバナが満開です。
緑の雑草の中から真っ赤に燃え出ているヒガンバナを見つけると、
秋の到来が実感できてうれしいものです。
一方、古くから民家の庭隅などにしずかに咲いていたタマスダレ、
最近これがヒガンバナ科だと知りました。
そういえば、ちょうどタマスダレも今花びらが重なるほどに咲き誇
っています。
タマスダレは常緑の細い肉厚の葉の茂みの中から、ヒガンバナと同じ
く茎が真っすぐに立ち上がって先端に一花づつ開花します。

タマスダレの花弁は6枚、黄色いオシベ6本。白いメシベは比較的短く、
なぜか偏在しています。

少々ややこしいのですが「ゼフィランサス」はタマスダレ属(Zephyranthes)
の植物の総称です。
したがってタマスダレもゼフィランサスの一種で、学名はゼフィランサス
カンディダ Zephyranthes candida (白いゼフィランサス)といいます。
しかしタマスダレは特に耐寒性強く、日本でも常緑を保ち、繁殖力旺盛。
清楚な花は古来この名前で親しまれてきました。
夕菅の庭には他に2種のゼフィランサスがあります。
2)ゼフィランサス サンアントーネ
這性サルスベリの隣に生え出たのはゼフィランサス サンアントーネ。
アプリコット色がおだやかで明るい花です。
草丈30〜40cm。這性サルスベリと背比べ。

花たちが微笑んでいます。

なかなか趣のある色です。

3)ゼフィランサス カリナタ
別名 サフランモドキ
大型のピンクの花が華やかです。
一列に並んでヒメイワダレソウの中からこんにちは。

花弁は6枚、オシベ6本、長く伸びた白いメシベの先は3裂。そのまま3つ
1組の果実になります。タマスダレに比べ全てが大振りでにぎやかです。


ゼフィランサスは見た目にはヒガンバナとはかなり異なって見えますが、
葉や鱗茎にヒガンバナと同じくリコリンというアルカロイド成分が含まれ
ているそうです。有毒ですから誤って食べないように。
2009-09-29 16:50
コメント(5)
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初めまして、
古い記事へのコメントですこし気が引けたのですが、ずっと気になっていたのですみませんが、ご容赦のほどをm(__)m
このブログ記事のゼフィランサス カリナタ(サフランモドキ)はかなりの確率で実がなっているようにみえるのですが、どうですか?そうだとしたらかなり珍しいものだと思うのですが(普通はめったに実ができません)
カリナタの上の写真も拡大してみると、実が成っているようですし、右下のものもそうでしょうか?
黄色のシトリナはよくなりますし、白のタマスダレは成るものとならないものがあることは一般に知られていると思うのですが、ピンクのカリナタの場合かなり凄い!と思います。
by がと (2014-08-27 14:52)
がとさん ようこそ!
古い記事を見ていただいてコメントをいただくなんて、とてもうれしいことです。ありがとうございました。
ゼフィランサス カリナタは結実し難いのでしょうか?
私の庭では毎年少しづつ増えて今年も花がほぼ終わり果実ができています。もう種子が落ちたのもあります。
コメントに気付いたのが暗くなってからでしたから、懐中電灯を持って見に行ってきましたが、ゼフィランサス サンアントーネやタマスダレよりも果実は多いように思います。
今までこの点には全く気付きませんでした。またそのつもりで見てみます。これからもいろいろ教えて下さい。
by 夕菅 (2014-08-27 22:40)
がとさん 朝からの雨も上がったので果実を見に行ってきました。
たぶんゼフィランサス カリナタと思われる果実が大小40個ほどありました。
カリナタはまだ花が少し咲いていますが、サンアントーネはすっかり花が終わり、周りの植物達に埋もれていてはっきりしませんが果実は少ないようです。
お尋ねの右下の果実も2009年の関連画像からカリナタだと思います。
専門的な がとさんのブログも見せていただき、たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
また来年はそれぞれの花と果実をそのつもりで追ってみます。
by 夕菅 (2014-08-28 11:56)
ご丁寧にご返信ありがとうございます。勉強だなんてそんな^^;
庭が狭いのでそんなに育てられません・・・・近所のバラ園をみて指をくわえています(個人でイタリアンレストランを経営サれている方所有の庭です)
本当はいろいろなものを育てたいのですが、そんな理由から、お手軽な球根に現在凝っています。
サフランモドキは一応結実はしますが、めったにしません・・・・と言われています。、うちでは1000に1つくらいの確率です
こんな確率で実がなるのは珍しい個体ですね・・・・正直欲しいです(^^;
ちょっとしたセンセーショナルなことになりそうです・・と言えば大げさか。
インドネシアでは結実するサフランモドキを所有する人がそれをもとに品種改良していて真っ赤!とか濃いオレンジの品種を作出しています・・・
日本にも輸入されるといいなあ・・・。
by がと (2014-08-29 21:20)
すみません、うちの方でコメントを下さっていたんですね、
こちらこそニワカで研究しているものです、私も初心者ですよ(^^;
タネですが私も実は、蒔ききれないものは自然落下にまかせています。
アプリコットクイーンやサンアントーネも良くタネができます。
超カメレスですが返信致しましたので、お時間の有るときに御覧ください。
by がと (2014-08-30 08:17)