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ナツツバキ [花木(夏)]

ナツツバキ
   夏椿
  ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
  学名: Stewartia pseudocamellia
  別名:シャラノキ(娑羅樹)(沙羅の木)
  原産地:宮城県以西の本州・四国・九州、朝鮮半島南部

ナツツバキも梅雨の花。
ナツツバキ09-2wb.jpg

背景は田植えが終わった隣の田んぼです(6月14日)。
ナツツバキ田植090614@wb.jpg

花は直径5センチくらい、たった1日でぽとりと散ります。
ナツツバキ09-12upwb.jpg

ナツツバキ09-6upwb.jpg

ナツツバキ09-3up.jpg

夏椿07-2upwb.jpg

花が散るとつぼみのような実ができます。
ナツツバキ実1wb.jpg

2月21日、枝には枯れた実が残り、すでに芽出しの準備が始まっています。
夏椿実1wb.jpg


ナツツバキはシャラノキともいわれますが、沙羅双樹(娑羅双樹)と呼ぶのは
誤りです。
別にサラノキ(Shorea robusta )というインド原産フタバガキ科の落葉高木
があり、これが沙羅双樹としてお釈迦様との伝説がある樹のようです。
日本ではこの樹は温室でしか育たず、私は写真を見ただけです。











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コメント 2

sapporo-mama

6月と言えば、そちらでは梅雨。
夏の暑さも進む季節ですよね。
その中で、あんな清楚な中にも凛とした雰囲気を持つナツツバキが
咲いたら 心の中が爽やかになることでしょう。

葉の色、艶が冬のものとは違う感じですね。

でも、一日で花が落ちてしまうなんて・・・・
源氏物語に出てこなかったのが不思議に思える花です。

花の後がまるで蕾のよう・・・
同じように、こちらの野草、「ヒトリシズカ」も
花が終わった後、やはり蕾のような実がなります。
まるで、またこれから花が咲くのでは・・・と
思わず、のぞき込んで見てしまうほどです。

こちらの山は、花が一段落し、緑の眩しい季節です。
ですから、その中でヒトリシヅカは、
少し私達を楽しませてくれます。
by sapporo-mama (2009-06-30 09:58) 

yuusuge

sapporo-mamaもナツツバキがお好きなようですね。
静かに咲いて1日で散ってしまう余韻。
葉もツバキとは思えぬ柔らかい色と触感です。

ヒトリシヅカはこちらでは4月初めに咲きます。
うちではあまり殖えず、フタリシズカに負けてしまいました。
私たちも相変わらず二人静かに暮らしていますが...........。
by yuusuge (2009-06-30 23:12) 

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