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バイモ [草花(春)]

バイモ(貝母)  別名 アミガサユリ(編笠百合)
         ユリ科 中国原産
バイモ6wb.jpg

枝垂れ桜のつぼみがふくらんでところどころ開花しはじめていますが、このところの
寒さで足踏み状態です。
その下ではバイモが見頃、やさしい花が風に揺られています。
よく見ると、華奢な茎に咲く花が風に倒されないように、細い葉の先端が卷きひげの
ように伸びてくるっと卷いて絡み、お互いに支え合っていました。
バイモ09-4b.jpg

花の中を覗くと編笠百合という別名が合点できます。
しかし何故 貝母? 
バイモは地下に球根(鱗茎)ができます。その鱗茎は2枚貝に似ていて、貝母という名
は二つの厚い鱗片が母貝が子貝を抱いたように合わさっていることに由来するそうです。
またこの鱗茎が漢方薬貝母として利用されます。
秋にでも掘り起こして確認したいものです。
バイモ7wb.jpg

花が終わるとこんな面白い種が出来ます。
枯れた葉も先がくるくる巻いていて、モダンアートのようで楽しい。
バイモ種wb.jpg


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