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ツバキ「侘 助」 [花木(冬)]

侘助は花の少ない年末から早春にかけて私の庭の主役となるツバキです。
居間の南庭に植えたピンクと白の侘助は年々大きくなって競って咲いています。
「侘助」という風流な名の由来は侘数奇(わびすき)から転じたとか、侘助という茶人が好んだからとか、侘助という人が朝鮮半島から運んだとか諸説あるようです。
一般に華やかな椿の中で、侘助の花はその名の通り小さめでおとなしく、多くは一重で猪口咲き。特徴は花粉をつくらないことで、これは雄しべの葯(ヤク)が退化したからだそうです。
ツバキを生花にする時、いつの間にか花がぽとりと落ち、周りに花粉が散って困るものですが、侘助にはそれがなくて助かります。ツバキ科ツバキ属。

淡いピンクの侘助。猪口咲きで花粉がなく雌しべは長く突出している。
侘助東小1wb.jpg
白侘助
侘助Wwb.jpg
ピンクの大株
侘助Pwb.jpg
この花も雌しべが長い。
ワビスケP07wb.jpg
「数寄屋」と言う品種の侘助。ラッパ咲き。
侘助数寄屋wb2.jpg
やはり雌しべは突出。その他多数の園芸品種がある。
侘助数寄屋1wb.jpg


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