ソシンロウバイ [花木(冬)]
植えて30年のロウバイの古木に淡黄色の小花が一面に咲き、近くへ行くと馥郁たる香りが漂ってくる。
庭の隅にもう1株あるロウバイの若木には濃い黄色の花が咲く。
これらは一般にはロウバイと呼ばているが、詳しくは花の芯まで黄色なので「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」である。これに対して分類上「ロウバイ」というのは花芯が暗紫色のものをいう。
花はたいてい下向きに開くが、枝はたくましく空に向かって伸びる。
花を見上げると花びらは蝋のように透けて見える。
さらによく観察すると花には2つのタイプがある。
左は雄しべが開いているが、右は雄しべが真ん中に集っている。
雌性期;咲いたばかりの花では左のように雄しべが開き、中央の雌しべが成熟して花粉を受け入れる。
雄性期;ついで右下の花のように雄しべは閉じて真ん中に寄り、さらに右上の様に集って葯から花粉が出る。
これらを雌性先熟という。
園芸品種の若木は花の黄色が濃く、より光沢があり、花弁はまるっこい。
花が散ると葉が茂り、夏にはこんな実がたくさん出来る。
年が明けても前年の実のいくらかは黒くなってまだ枝に残り、中の種が落ちて自生する。
雪の日のロウバイはこれまたうっとりするほど美しい(2006.2.28.写)。
(画面をクリックすると拡大されます。)
庭の隅にもう1株あるロウバイの若木には濃い黄色の花が咲く。
これらは一般にはロウバイと呼ばているが、詳しくは花の芯まで黄色なので「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」である。これに対して分類上「ロウバイ」というのは花芯が暗紫色のものをいう。
花はたいてい下向きに開くが、枝はたくましく空に向かって伸びる。
花を見上げると花びらは蝋のように透けて見える。
さらによく観察すると花には2つのタイプがある。
左は雄しべが開いているが、右は雄しべが真ん中に集っている。
雌性期;咲いたばかりの花では左のように雄しべが開き、中央の雌しべが成熟して花粉を受け入れる。
雄性期;ついで右下の花のように雄しべは閉じて真ん中に寄り、さらに右上の様に集って葯から花粉が出る。
これらを雌性先熟という。
園芸品種の若木は花の黄色が濃く、より光沢があり、花弁はまるっこい。
花が散ると葉が茂り、夏にはこんな実がたくさん出来る。
年が明けても前年の実のいくらかは黒くなってまだ枝に残り、中の種が落ちて自生する。
雪の日のロウバイはこれまたうっとりするほど美しい(2006.2.28.写)。
(画面をクリックすると拡大されます。)
2009-01-31 15:25
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コメント(2)
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夕菅さんさんちの雪景色を堪能させていただいてコチラへ・・・
ウチの庭では去年植えたばかりのロウバイ(たぶんソシンロウバイ?)が「花はまだまだ先だよ~ん」と、50センチくらいですからね。
ポストの傍です、ポストには毎日用があるからシーズンになったら
その良い香りが期待できるかな?と。
もう少し背の高いのを植えたら良かったかなぁ・・・
by わんちゃん (2012-02-08 11:44)
わんちゃん これを書いてからもう3年たちました。
今ではこの樹の下に芽生えた若木が3mほどの株立ちになって裏庭を明るくしています。
ロウバイは成長が早いのですぐポストに行くのが楽しみなほど育ってくれるでしょう。
by 夕菅 (2012-02-08 17:46)